ハミングウォーターのこだわりが垣間見えるのが、料理時の使いやすさ。
まず特徴的なのが「flows(フローズ)カーブ」とも呼ばれる、水受けトレイと給水口の間に大きなスペースを設けているところです。これは料理の際のお鍋の置きやすさを考えた、今までのウォーターサーバーにはない非常にユニークな特徴です。
- 杉本
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この「flowsカーブ」を実現しつつ、中身の機能をどうサーバー本体に入れるのか、本当にたくさん議論しましたね(笑)。
エンジニア側からするとかなり頭を悩まされました。
- 白石
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マーケティング側からすると「サーバーの中にまだ空いたスペースがあるのでは?」みたいな(笑)
- 沢田
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そうそう。「もう少しカーブを深くできるのでは?」みたいな要望を出しては、毎回エンジニア側に押し返されて。
- 杉本
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エンジニア側からすると「どこにそんなスペースの余裕があるのか?」と(苦笑)。まさに“エンジニアVSマーケティング”
のせめぎ合いでしたね。
一般的なお鍋の直径サイズをカバーできるように、このflowsカーブの議論とともに、水受けトレイの広さについても模索しました。
- 白石
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本当はもっとカーブを中に掘りたかった(笑)。でも「もう限界!」という声があったので・・・じゃあ仕方がない、前に出そうかと(笑)。
そして、水受けトレイはノーマルタイプとは別に、奥行きを18cmに広げたビストロトレイをセットにし、付け替えができるようにしました。
お水を出す時の「出しっぱなし」(*1)の機能も、料理の手際を考慮して開発されたものです。
料理中は、色々な作業を同時進行するので忙しい。
レバー式で押し続けないとお水が出ない設計だと、使い勝手が悪いという意見が多くありました。そこで1度ボタンを押したら、出しっぱなしにできるようにし、お鍋などにお水を溜めるその間も、ちょっとした他の作業ができるように。
出しっぱなしは、冷水と常温水のみの機能です。温水はできません。