- 執筆者プロフィール
- 夫婦+猫1匹で暮らす「はな」。時短家電や便利グッズが大好き。猫デザインの用品に目がなく、買い過ぎないように注意している。「無理しないダイエット」を意識した生活を送っているところ。
「お水の備蓄ってどのくらい必要?」と、もしもの災害を考えたときに気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地震や台風などの自然災害によって断水することがあるため、ご自身やご家族の命を守るために、お水を備蓄しておくと安心です。
この記事では、備蓄するお水の目安量と、お水を備蓄する方法も解説します。
災害に備えてお水の備蓄を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
備蓄するお水の量
備蓄するお水の量は、1人あたり9Lあると安心です。
災害時に必要なお水の目安は、1人あたり1日3L、3日間の備蓄があると安心なため、備蓄するお水の量は1人あたり9Lといわれています。
2人世帯でしたら18L、3人世帯でしたら27Lのお水が目安です。
ここでのお水は、飲み水や調理する時に使うお水です。手を洗う・食器を洗う・洗濯する・トイレを流すといった、生活用水は別に準備する必要があります。
お水を備蓄する重要性
人はお水と睡眠をとっていれば、食べ物がなくても2~3週間生きられるといわれています。
しかし、全くお水を飲まなければ、5日ほどで命を落とす恐れがあります。
体内の水分が不足すると脱水症状を引き起こし、体の機能が保てなくなってしまうからです。
人の体の水分量は、大人は約60~65%、赤ちゃんは約75%も占めており、体の機能を保つためには水分補給が欠かせません。
災害が起きた後に断水すると、お水の確保が困難な状況になります。
給水の支援がいつ届くのかは予想できませんので、ご自身とご家族の命を守るために、お水の備蓄はとても大切です。
飲み水・調理に使うお水を備蓄する方法
ここでは、飲み水・調理に使うお水を備蓄する方法を紹介します。
ペットボトル
お水の備蓄といえば、ペットボトルのお水を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ペットボトルのお水は保存期限が長いため、一度購入したらそのまま長く保管できるメリットがあります。
しかし、いざ災害時に使おうと思ったら保存期限が切れていた、というケースがあります。
そのため、ペットボトルのお水を備蓄する際は、保存期限をカレンダーに記載しておくと安心です。
また、ペットボトルのお水を買い替えると、災害時の期限切れを予防できます。
普段ペットボトルのお水を飲用している人は、災害時の備蓄としてペットボトルを分けるのではなく、普段のお水を多めに買い足しましょう。
ペットボトルを消費した分、購入するのであれば、保存期限切れが防げます。
ウォータータンク
ウォータータンクは、お水を入れて持ち運べるタンクのことです。
災害時のお水の備蓄だけでなく、キャンプやバーベキューなどのアウトドアにも使われています。
水道水は塩素消毒されており、飲水目的であれば、常温で3日間の保存が可能です。そのため、ウォータータンクでお水を備蓄する場合は、3日ごとに水道水を入れ替える必要があります。なお、浄水器を通した水道水は塩素が取り除かれていますので、保存には不向きです。
ウォータータンクは2種類
ウォータータンクには2種類あり、柔らかいポリプロピレンなどの素材のソフトタイプと、硬いポリエチレンや樹脂などでできているハードタイプがあります。
ソフトタイプは軽くて持ち運びしやすく、ジャバラ式や折り畳みできるコンパクトなものもあります。ただし、自立しづらいことや壊れやすいケースもあります。
ハードタイプは硬くて丈夫で、容量が大きいものが多くあります。しかし、保管するスペースをとることや、お水を入れるとかなり重くなるため、持ち運びできるかを考えることも大切です。
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーは、日常の水分補給だけでなく、災害時のお水の備蓄として活用できると注目されています。
ウォーターサーバーといえば、大きな水ボトルをイメージするかもしれませんが、今では、水道水を注ぐだけで浄水できるウォーターサーバーがありますので、水ボトルの交換の手間なくおいしいお水を飲むことができます。
災害時は断水だけでなく停電することも予想されますので、ウォーターサーバーが停電時に使えるかはチェックするべきポイントです。
生活用水を備蓄する方法
手洗いや食器洗い、トイレなどに使う最低限の生活用水は、1人あたり1日10~20Lが必要といわれています。
ここでは、生活用水を備蓄する方法を紹介します。
ウォータータンク
飲み水の備蓄として紹介したウォータータンクは、生活用水の備蓄としても使えます。
飲む目的であれば、水道水は常温で3日間の保存が可能ですが、生活用水であれば3日間を過ぎた場合でも利用できる可能性が高いです。
しかし、長期保管した水道水はいずれ腐ってしまいますので、定期的なお水の交換が必要です。
お風呂の残り湯
お風呂の残り湯は、生活用水として使えますので、日々お風呂に入るだけで災害時の備えができます。
浴槽の大きさにもよりますが、一般的に浴槽に使うお湯の量は約200Lです。200Lものお水があれば、災害時の生活用水としてさまざまなシーンで役立ちます。
災害時に備える場合は、お風呂から上がったらすぐにお湯を抜かないようにしましょう。お風呂に入るタイミングでお湯を入れ替えれば、常に浴槽にお湯(お水)が溜まった状態にできます。
エコキュート
エコキュートとは、電気でお湯を沸かす家庭用給湯器です。
エコキュートは水道から直結しており、エコキュート内のタンクにお水がたまってから沸かす仕組みで、少ないエネルギーでお湯を沸かせる特徴があります。
一定量のお湯を貯蓄するため、災害時でも使えるメリットがあります。
ただし、停電時には保温機能がオフとなりますので、徐々にお水の温度は下がります。
また、初期費用が高額ですので、導入にあたっては十分な検討が必要です。なお、エコキュートで溜められるお水の容量は、メーカーによってさまざまです。
お水を備蓄するならハミングウォーターが便利
お水を備蓄するなら、浄水型ウォーターサーバーのハミングウォーターが便利です。
ハミングウォーターはタンクに水道水を注ぐだけで、高性能フィルターでお水がろ過されるウォーターサーバーです。災害時の備えとしてもハミングウォーターが便利な理由を紹介します。
お水の備蓄が減らせる
災害時の備蓄は、お水以外に必要なものがたくさんあります。ですから、お水だけで多くのスペースをとってしまうと、他の備蓄スペースが確保しづらくなります。
ハミングウォーターのタンク総量は約7.9Lですので、ペットボトルやウォータータンクによるお水の備蓄を減らすことができます。
災害への備えついてはこちら:災害への備えはできていますか?
日常で使いながら災害に備えられる
ハミングウォーターは、冷水・常温水・温水がボタン1つですぐに使えますので、用途に合わせたお水がすぐにつくれます。
日常でお水を使いながら備蓄にもなりますので、とても便利です。
非常用電源ユニットで停電時でも使える
ハミングウォーターには非常用電源ユニットがあり、停電時でもフィルターでろ過された常温水が使用できます。災害時の備えとして、安全なお水が飲めることはとても心強いです。
※非常用電源ユニット 販売価格:1,600円(税込1,760円)
送料無料(単3形アルカリ乾電池[8本]付き)
非常用電源ユニットは、新規お申込み時にオプション製品としてご購入いただくことができます。また、お申込み後も「非常用電源ユニット受付けフォーム」よりご購入いただけます。
復旧後の水質に影響されない
断水から復旧した後、災害の状況によっては水道水の安全性が気になるかもしれません。
そのような状況でも、ハミングウォーターがあれば高性能フィルターでろ過できますので、安心・安全なお水をすぐに使うことができます。
ハミングウォーターを災害時のお水の備蓄に
自然災害はいつ起きるかわかりませんので、あらかじめ備えておくことが大切です。
お水は人が生きていく上で欠かせず、断水によって水分補給ができないと命に関わる恐れがあります。
ご自身とご家族の命を守るために、災害時のお水の備蓄にハミングウォーターをお役立てください。
〈参考サイト〉
大事な水、どうやって備えますか?|農林水産省
人間と水|SUNTORY
水道水、意外と保存が可能です|警視庁
災害時に必要な備蓄品とは?必要量と節約のポイント|セキュリティのALSOK
(2024-2-6)