Vol.1 ランニングが好き。ストイックになりすぎず、心地よい程度に

ランニングやヨガなど運動を楽しみながら、アクティブなライフスタイルを発信している山本まさみさん。「運動のプロではないからこそ」と語る彼女は、運動に慣れない人に寄り添い、等身大でアプローチしている姿が好感を持たれています。体を動かすことの魅力や水分補給の仕方について伺いました。

山本 まさみさん

ランニングインストラクター

Profile
モデルやMCで活躍する傍ら、2017年から6年間ラジオ番組DJも務めた。全米ヨガアライアンスRYT200、スポーツフードスペシャリスト、マクロビオティックコンサルタントなどの資格を生かし、SNSでは運動の楽しさを発信。
山本 まさみさんの写真

体力と免疫力をつけたくてはじめたヨガやランニング

アクティブな毎日を送られていますね。運動を習慣にしたのはいつからですか。

学生時代は特に運動部に入っていませんでしたが、運動神経がいい自覚はありました(笑)。クラスの誰よりも足が速かったので。

運動をはじめたのは、大学卒業後に北海道から上京して、体調を崩したことがきっかけ。環境の変化についていけなかったのか、風邪を引いたり胃腸炎になったり、ずっと体の不調を感じていました。

当時、無理なダイエットもしていたんですよね。モデルやタレントの仕事をしたかったので、とにかく痩せていることがいいと勘違いしていて。運動はせず、無茶な食事制限だけで体型維持を続けていました。

今思えば、そういうストレスが重なっていたんだと思います。そんなとき、先輩にすすめられたのがヨガでした。

それが運動をはじめたきっかけ?

はい。ヨガをはじめてから、風邪をあまりひかなくなり、免疫力が上がっていく実感がありました。そしてさらに体力をつけたいと思い、ランニングをはじめることに。

まずは時間があるときに家のまわりを散歩することからスタートしました。そうしたら、車やバスに乗っているだけでは見えなかった景色があることに気付いたんです。

そういうことが楽しくなって、「もう少しあっちの方も見てみたい」というような気持ちで少しずつ走るように。最初は2駅分の往復約2kmを目安にして、走る距離をどんどん延ばしていきました。

私にとって運動は、なくてはならないサプリ的な存在

ランニング初心者だった山本さんが、はじめてフルマラソンに出ようと思ったきっかけは?

ランニングをはじめてから半年ぐらい経って、こんなに走ることが増えてきたのなら大会に出てみよう!と軽い気持ちでエントリーしたのが、地元で開催された北海道マラソンでした。

当日は、タイムを気にせず「絶対に歩かない」「完走する」という2つだけを目標に走りました。でも、体が本当に痛くて、あまりのつらさに泣きながら走ることに…。

それと同時に、沿道の人たちが応援してくれていることにもすごく感動しました。いろんな感情があふれて、結局は半分くらい泣いていて(笑)。目標どおり完走できて、今まで体験したことのない喜びを感じることができました。

運動を続けて、面白いと感じるところは?

たくさんありますが、数字など目に見えるかたちで成長できるところですかね。例えば、過去の私は2km走るのも大変だったけど、今の私だと10km以下の距離では走った気がしないとか。

前はゼーゼー言いながら走っていたのに、次第に呼吸が上手にできるようになったとか。些細なことで疲れていたのに、今は少しのことでは疲れなくなりましたし、基礎体力がついたと感じています。

運動仲間が増えて、交流も楽しんでいます。みんなとワイワイ走って、その後に銭湯へ行ったり、ビールを飲みに行ったりするのも運動の楽しみの一つです。

運動によって、気持ち的な変化は?

朝イチで汗を流すと、ポジティブなマインドになるんですよね!走っている最中に仕事のいいアイディアが浮かんだり、人間関係を振り返って一旦止まって考えたりする時間にもなります。

ランニングなどの運動が習慣になって、精神的にも安定しましたし、落ち込むことなんてほぼなくなりましたよ。何か腹立つことがあったら、私は走ります(笑)。運動は、なくてはならない自分の中のサプリのようなものですね。

運動において、挫折した経験はないですか?

去年、ケガをして3カ月ほど走れなくなってしまってしまいました。つらかったですが、その期間はヨガをしていました。走れなくても、私にはヨガと体幹のトレーニングがあるからそっちにフォーカスしようと。そういう代替案をいつも引き出しに持っているので、挫折はありません。

プロのランナーや実業団出身の方々たちは、やっぱり走ることに対してすごくストイックだし、ケガをしてしまったときの挫折度もレベルが違うと思います。

私はプロではなく、いろんなことをやっているから、逆にその立場で運動の楽しさを発信していきたいです。楽しく走っていた方が意外といいタイム出たりすることもありますしね。どんなときも楽しんだもん勝ちでしょ!と思って、運動もしています(笑)。

ランニング中の水分補給は糖や塩分を意識

ランニングには水分補給が欠かせませんね。摂取のコツはありますか?

ランニングや他の運動もそうなのですが、夏は脱水症状にならないよう、お水の中に糖(ドリンク用の粉など)を入れて飲んでいます。あとはお水と一緒に、天然塩をふったトマトなど固形物を一緒に食べるのも習慣にしています。固形物と取るとお水の吸収がいいと教えてもらったことがあって。塩でミネラルを加えると、酸化を防いで老化予防にも繋がりそうですし。

夏は梅干しを冷凍庫に入れておいて、運動後にそれを口に入れながら、お水で水分補給をしています。

水分補給は、自宅からドリンクを持参?

はい。真夏以外は、運動のときには温かいハーブティーを持っていきます。黒豆とナツメとライチが入っているお茶を入れて、豆を食べながら飲むんです。冷たいものをゴクゴク飲むより、体にいい気がして。

ハミングウォーターがわが家にきてからは、水筒やウォーターボトルにサッとドリンクを用意できるようになりました。背が高いボトルでもトレイに置いたまま給水できるので便利です。お水を持っていくときは、できるだけ冷水を控えて、常温水を心がけています。ハミングウォーターって、常温水と冷水は1回ボタンを押せば、指を離してもお水が出しっぱなしになるので、これも便利だなと感心しています。

お水を飲む頻度は?

ランニング中は「喉が渇く前に飲むように」とよく言われます。喉が渇いたら、それはもう脱水している状態なので、こまめな水分補給はとっても大切。ちゃんと水分補給していると、私はランニング中に足がつりにくくなりました。

水分補給の適量は、それぞれ自分に合った量でいいと思っています。骨格や顔が違うのと一緒で、人それぞれむくみやすさや体質も違いますし、自分の体を知って適量を取るのが、健康への一番の近道だと考えています

いいランナーであるために白湯で胃腸を整えて

お水の温度は気にされていますか?

冷たいお水だと胃腸に刺激を与えてしまうので、白湯や常温水を飲むことが多いです。

白湯は胃腸にだけでなく、精神面にもいいですよね。気持ちが落ち着きますし。家で少し怒りっぽくなってしまうことがあっても、私は白湯を片手に心を沈めています(笑)。

ハミングウォーターだとコップにお湯を注いで、あとは常温水を少し入れて、温度を調整するだけですぐに白湯が飲めて助かっています。

走るために、胃腸を整えておくことは大事?

はい。走ることって、胃腸に負担がかかるんですよ。走る振動で胃腸もずっと揺れている状態になるので、消化機能が低下します。だから、早いランナーは胃腸が強い方も多いんです。

長距離を走るときは、足がつらいというよりも、胃腸がつらいという人も結構います。だから、ランニングを楽しむためにも胃腸を常に丈夫に保っておくということもすごく大事。私も日頃から白湯を飲んで、調子よく走れるように胃腸を整えています。

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