6歳長女と3歳長男※、夫との家族4人暮らしのMOYAさんは、おいしいものを食べることも作ることも大好き。食専用のインスタグラム(@moyaz_kitchen)で紹介する、季節の食材を使ったセンスのよい家庭料理も好評です。MOYAさんが料理上手になるまでの道のりやこどもの食育の考え方とは?
※取材時の年齢。
MOYAさん
アパレルブランドディレクター
- Profile
- アパレルブランド「CAVEZA ROSSO(カベサロッソ)」のディレクター。SNSでは、日常のライフスタイルやファッション、料理、旅行などを発信しています。日々の手料理は「#もやずきっちん」で投稿。
- Instagram @moyamoya2121
- 公式サイト https://cavezarosso.com/
こども時代の料理への興味は、料理上手な父の影響
SNSに投稿されている料理がいつもおいしそうです。料理が好きになったのはいつ頃?
ありがとうございます。実家暮らしが長かったのですが、昔から家でもわりと料理をしていたと思います。小学生か中学生くらいからかな?自分で作れるものを、少しずつ作っていました。実は料理に関しては、父の影響がすごく大きくて。父は料理をよくする人で、食育にもこだわりがあったようで、幼い私もいろいろ教えてもらいました。
父が作る料理は、一般家庭でよく出るオーソドックスなメニューというより、お店で出てきそうな創作系ごはんが中心。おいしいなと思ったら作り方や隠し味を父に聞いて、それを真似するというふうに料理を始めた記憶があります。
具体的に、どんな料理がありましたか?
なんだろうなぁ…。パッと思い出したのは、キーマカレー。当時、中学生だった私は、それまでキーマカレーというものを食べたことがなくて。ある日、父が作ってくれて、おいしかったので「これ何が入っているの?」と聞いた覚えがあります。見た目では中に何が入っているか分からないけど、すごく複雑な味がしたから。父に聞くと、炒めたセロリや、クミンやコリアンダーといったスパイスなどが入っていました。カレールーやカレー粉を使わなくても、こんなにおいしいカレーができるんだ!と感動して。そんなところからも、料理に興味を持ち始めました。
こどもファーストの食卓には、あえてしない理由
お子さんが小さくても、MOYAさんの食卓は、大人もこどもも一緒に楽しめる料理が多いですよね。
うちでは「こどもファーストじゃなくて、大人ファーストのごはんだよ」と冗談で言っています(笑)。こどもにとってよほど辛いものやアレルギーに関係するものは避けますが、それ以外は「食べなさい」のテンションです。離乳食期が終わってからは、基本的には食べられるものは食べなさいと教えていますね。私が実践している食育でしょうか(笑)。
たとえば麻婆豆腐を作るときは、豆板醤を入れる前にこどもたちの分だけ取り分けて、豆板醤を入れた残りの分は大人用に。「辛いものは入れていないから、あとの食材は全部食べられるよね?」と、一度こどもに出してみるんです。そうやっていろんな味に慣れさせているので、こどもたちもよく食べてくれますよ。普段からこうしていると大人用とこども用で別々の料理を作らなくていいので、料理の時短にもなっていますし、なんでも食べるというこどもの食育にもなっていると思います。
こどもが苦手そうな食材でも?
こどもが食べたことがなくて、きらいかもなぁと思う食材があっても、まずは一度食べさせてみます。意外と食べられることもありますからね。それでもやっぱり「食べられない」と言われた場合は、次回はちょっと考えますけど(笑)。いつも栄養バランスを考えて野菜を入れて作っているから、まずは「今日は食べなさい」と言うようにしているんです。
合わせ調味料を活用して、忙しい日の料理の時短に
毎日の献立はどう考えていますか?
こどもたちに「何が食べたい?」と聞くと、決まって「ソーセージ!ポテト!」とか言われてしまう。毎日それを食べさせるわけにはいかないですし(笑)。
うちは大人ファーストということで(笑)、普段は本当に私が食べたいものばかり作っています。過去に作った料理のなかで、こどもたちから好評だったものは、その後も登場する頻度が高くなりますね。
私は煮物があまり得意ではないので、焼き物や炒め物のメニューを作ることが多いです。そのときに「合わせ調味料」を作っておくようにしています。先に醤油やみりん、砂糖、酒などの調味料を全部合わせておく。そして、肉や野菜を炒めたあとに、これをたれとして加えて絡めれば料理は完成。簡単に味が決まるから、これも時短になっているのではないでしょうか。
水道水を浄水するから量を気にせず、たっぷり使える
料理のときに、ハミングウォーターはどう活用されていますか?
料理に使うお水は、やっぱりおいしいに越したことはないですよね。とくに味の違いをダイレクトに感じるのは、ごはんと味噌汁かなぁと思います。
わが家は炊飯器がなく、いつも土鍋で炊いています。使うお米は無洗米。だから、お米をとぐ必要はなくて、お米を計量したら、ハミングウォーターのお水を注ぐだけ。一度ボタンを押せば常温水と冷水は出しっぱなしになるので、ボタンを押し続けている必要がないのが、地味な機能だけどめちゃくちゃ便利です(笑)。ほんの小さなことですが、プチストレスを感じないのが大事ですよね。
無洗米を使っていると言うと、「あんまりおいしくないイメージ」と言われることがあるのですが、全然そんなことないですよ。無洗米とハミングウォーターの組み合わせで、手軽に毎日おいしいごはんが炊けています。
味噌汁は、どう違いますか?
使う味噌の種類にもよると思いますが、ハミングウォーターで作ると、ほんのちょっと甘みがあるというか、まろやかな感じがしますね。角がとれたような味というのかな。味噌汁以外に、スープ系の料理もよく作るので、そういうときもおいしいお水が大活躍です。うちは毎日4人分を作るので、お水の消費量が結構多いんですよ。ハミングウォーターは定額で使い放題なので、量を気にせずにじゃんじゃん使えるのはありがたいです。
水道水を入れる浄水型ウォーターサーバーは初体験
浄水型ウォーターサーバーはいかがですか?
以前水ボトルが届く宅配型ウォーターサーバーを使っていたときは、「お水の残りがもうない!」と気づいたら、ボトル交換が必要だったんですよね。そういうときに限って、朝お弁当を作っているときや急いで夕飯を用意しているときだったりする(笑)。交換が面倒になって「今日はもういいや」とあきらめて、ペットボトルのミネラルウォーターを使っていました。
これまで水道水を注いで浄水するタイプの浄水型ウォーターサーバーの存在を知らず、知識がなかったので、ハミングウォーターを設置する前に、夫は味のことや成分のことを気にしていたようです。それで調べてみたら、ハミングウォーターは2段階式浄水フィルターで水道水に含まれる不純物の除去項目数が業界トップクラスと知ってびっくり。安心して飲めるのはうれしいです。
最近はインスタライブで、お料理している様子なども配信されていますね。
そうですね。私の本業はファッションですが、最近、料理の投稿やライブ配信に興味を持ってくださる方が増えてきたので、今後はもう少し料理関係の投稿も増やしていけたらいいなと思っています。だから、冷たいお水を少し足して温度調整できるのもいいですね。