卒乳の時期っていつごろ?方法・コツも紹介

執筆者プロフィール
エンタメ好きのライター「もえ」。幼い頃からテレビっ子で、30代になった今もドラマ・バラエティ・ニュースなどジャンル問わずテレビ番組が大好き。ラジオを聴きながら散歩も趣味の一つ。目から耳から鼻から、常に何かしらの情報を入れたいタイプ。

母乳で育った赤ちゃんは、ママのおっぱいから卒業する日が必ずやってきます。離乳食がはじまると食べ物から栄養を摂れるようになり、ママにとっては少しさみしく感じつつも、こどもの成長を感じられる瞬間でもあります。

今回は、卒乳の時期や進め方、コツなどを解説していきます。卒乳を考えている方は参考にしてください。

卒乳とは

卒乳とは、赤ちゃんが自然に母乳から離れることを言います。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド 実践の手引き」によると、卒乳は赤ちゃんの個性にあわせ、自然に母乳をほしがらなくなるまで授乳を続けるように推奨しています。

※参照:授乳・離乳の支援ガイド 実践の手引き(厚生労働省)

卒乳の時期

卒乳の時期に決まりはなく、赤ちゃんの個性やママの状況にあわせて進めるのが一般的です。自我が目覚める頃には徐々に卒業できるものですので、できるだけ自然に任せましょう。

卒乳の時期は決まってはいないものの、離乳食が終わり幼児食に移行する1歳半くらいが目安とされています。食事から栄養を摂取できるようになり、歯も上下に生えてくるようになる時期です。

2歳以上なるとイヤイヤ期と重なり、卒乳がより難しくなるという報告もあります。しかし、2歳以上になって卒乳できなくても、離乳食や幼児食を問題なく食べていれば問題ありません。おっぱいを飲みたいのではなく、ママとコミュニケーションをとりたいケースも多くあるためです。ほかの赤ちゃんと比べる必要はありません。

赤ちゃんの様子を見ながら計画的に卒乳を進めていけると、赤ちゃんにもママにも負担が少なく済みます。

卒乳の進め方やコツ

「そろそろ卒乳かな?」と思ったら、まずはママの身体を卒乳に向けて準備しましょう。赤ちゃんが不安になってしまった際に受け止めてあげられるように、ママの体調が良い時や気持ちに余裕がある時に、卒乳を進めましょう。

卒乳には赤ちゃんの状況を確認することも大切です。

よく歩くようになったり、外での活動が増えるとおなかが空き、離乳食や幼児食をたくさん食べるようになります。そうすると母乳に頼っていた栄養や水分を食事から摂れるようになりますので、卒乳できる目安になります。また「牛乳が飲める」という点もチェックしましょう。牛乳が飲めるようになると、母乳が無くても乳製品を摂ることができますので、栄養や水分不足の心配が軽減されます。

そのほか、赤ちゃん用のマグカップなどで水分が摂れるようになっているかも確認しましょう。このように、赤ちゃんの成長も卒乳するタイミングの参考になります。

卒乳はあくまでも赤ちゃん主体でおっぱいから離れていくことです。
以下のようなことで、自然に卒乳できるように促してあげましょう。

●哺乳瓶は母乳やミルクがゆっくり出てくる乳首に変える
●赤ちゃん用のマグカップやコップで飲む練習をする
●外で遊んだり、読み聞かせをしてあげたり、母乳を与える以外の習慣をつくる
●母乳で授乳する時間を徐々に減らす
●赤ちゃんの好きなフルーツなどを用意しておく
など

また、ずっと近くにあったおっぱいと離れるのは赤ちゃんにとってストレスになることもあります。いつもよりスキンシップを意識するのもコツです。

卒乳しない方がよい場合

もし、赤ちゃんやママが以下のような状態なら、卒乳はもう少し先延ばしするのが無難です。

●赤ちゃんに食物アレルギーが疑われる(ママやパパに食物アレルギーがある場合は特に注意)
●赤ちゃんに何かしらの病気の症状が出ている
●ママの体調が悪い
●家族に大きな環境の変化があった直後

無理に卒乳を進めて、赤ちゃんやママに負担がかかってしまってはいけません。気になることや不安なことがある場合は、かかりつけ医に相談してください。

ハミングウォーターは卒乳後も大活躍

卒乳のタイミングや方法は、赤ちゃんとママの状態やご家庭のライフスタイルによってさまざまです。離乳食や幼児食を食べる量が増えることで、食べ物だけで栄養を摂れるようになれば卒乳できる時期です。自然と母乳やミルクを欲しがらなくなることもあります。赤ちゃんとママのタイミングで焦らずにゆっくり様子を見ながら進めていきましょう。

ミルク作りにハミングウォーターが活躍することはこれまでもお伝えしてきましたが、母乳育児のご家庭ですと、もしかしたらハミングウォーターのようなウォーターサーバーは必要ないと感じていた方もいらっしゃるかもしれません。

ミルクづくりについてはこちら→

しかし、卒乳後もハミングウォーターが活躍するタイミングはたくさんあります。
離乳食や幼児食を作る際、おいしく安全なお水をすぐに使えることは、家事の時短になり、安心にもつながります。また、こどもが成長すると、ハミングウォーターから自分でお水を飲む習慣が自然とできたというご家庭も多くあります。
卒乳後もこどもの健やかな成長に、ぜひハミングウォーターをお役立てください。

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