赤ちゃんとこどものために

こどもにおすすめの飲み物とは|飲み方に注意したいものやなるべく控えたいものも紹介

執筆者プロフィール

3人の育児に奮闘中のライターの「あゆみ」。最近、健康意識が高まり、常温水をこまめに飲むようにしている。週末、育児から離れて吹奏楽団の活動に参加し、フルートを吹くのが、気分転換であり生きがい。

「こどもの水分補給には何を飲ませればいい?」「ジュースを飲みたがって困っている」と、こどもの飲み物に関する悩みはありませんか?
「甘い飲み物はなるべく控えないと!」と思いながら、お水やお茶を飲んでくれなくて仕方なく、ジュースを飲ませてしまうという方も多いかもしれません。
こちらの記事では、こどもの水分補給におすすめの飲み物や飲み方に注意が必要な飲み物、なるべく控えたい飲み物などを詳しく紹介していきます。
お水やお茶を嫌がるこどもへの対処法も紹介しているので、ぜひ最後まで確認してみてください。

日常的なこどもの飲み物はお水やお茶がおすすめ

はじめに、日常的なこどもの飲み物について紹介します。
見出しにも書いたように、日常的な水分補給にはお水やお茶がおすすめです。詳しく解説していきます。

糖分やカフェインが含まれていないから

お水や麦茶、そば茶などのノンカフェインのお茶には、糖分やカフェインなど余分な成分が含まれていないため、適切な水分補給ができるのがメリットです。
糖分の入った飲み物ばかり飲んでしまうと、虫歯や肥満などの原因につながってしまいます。また、カフェイン入りの飲料はこどもの成長の妨げにもなるといわれています。 水分をしっかりと補給する必要がありますが、余分な成分は摂りすぎるとよくないので、シンプルなお水やカフェインが含まれないお茶を選ぶようにしましょう。

緑茶やウーロン茶はカフェインが含まれるので注意

同じお茶でも、緑茶やウーロン茶にはカフェインが含まれているので注意してください。
カフェインの含まれないお茶は麦茶やそば茶、コーン茶、ルイボスティーなどがあります。
味わいもさまざまなので、こどもが飲みやすいものを選んであげましょう。

こどもは本能的に甘味を求めるので、お水やお茶を嫌がることも

こどもが甘味を求めるのは、エネルギー源である糖を摂取するための本能的なものです。
そのため、どうしてもジュースなどの甘い飲み物を好み、お水やお茶のような味わいの少ない飲み物を嫌がることがあります。
なるべくジュースなどの甘い飲み物に慣れすぎないようにしたいところですが、もしすでに慣れてしまっている場合は、水分補給の中心は少しずつお水やお茶などを飲むように促していきましょう。
こどもがお水やお茶を嫌がる場合の対処法は、後ほど詳しく紹介していきます。

こどもの飲み物で飲み方に注意したいのは?

飲み物の中には、避ける必要はないけれど注意しながら飲ませたいものもあります。
ここからは、こどもに飲ませる上で気をつけた方がよい飲み物を紹介します。

牛乳は意外と糖分を含んでいる

牛乳はカルシウムが豊富で、健康的な飲み物のイメージがあります。しかし、意外と糖分を多く含んでいるので飲みすぎには注意が必要です。
小学生は1日の摂取目安量が300ml程度と言われているため、幼児の場合は小学生よりも少ない200ml程度を目安にするといいでしょう。
牛乳は水分補給の観点で与えるのではなく、おやつの位置づけで飲ませてあげるようにしてください。

野菜ジュースも飲みすぎると虫歯などの原因に

ジュースや炭酸飲料と比べて、野菜ジュースは栄養補給にもなると思いがちですが、実はこちらも糖分がたくさん入っているので、飲みすぎると虫歯や肥満の原因となってしまいます。
野菜ジュースだから安心して毎日飲ませられると思わずに、他のジュース類と同じように少量をおやつとしてあげるようにしましょう。

スポーツ飲料はたくさん汗をかいたときだけ

スポーツ飲料は安心してこどもに飲ませられると考えている方も多いかもしれませんが、糖分の過剰摂取につながるので注意してください。
とはいえ、たくさん汗をかいたときは水分だけでなく塩分も奪われてしまうので、合わせて補給する必要があります。
夏の暑い時期や体をたくさん動かしたときは、スポーツ飲料で水分と塩分を上手に補給させてあげるといいでしょう。
普段から飲み慣れてしまうと、汗をかいていなくても欲しがってしまうので飲ませるタイミングに注意してください。

こどもの飲み物として控えた方がいいもの

ここからは、こどもの飲み物として控えた方がいいものや注意したいポイントを紹介していきます。

カフェイン飲料は成長の妨げになる

先ほども述べたとおり、コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれているカフェインは、こどもの成長を妨げる可能性があるといわれているため、避けるようにしましょう。
また、含まれる量はさまざまですがコーラやエナジードリンクなどにも、カフェインを含んでいるので、注意してください。
日本では、アルコールのようにカフェインの摂取に年齢制限があるわけではないので、必ず飲んではいけないと定められているわけではありません。
とはいえ、カフェインを摂りすぎると頭痛やめまい、吐き気、睡眠障害などを引き起こす可能性があり、脳の成長にも影響があるとの研究結果があります。できるだけ避けておくほうが安心です。

冷たすぎる・熱すぎる飲み物も体によくない

こどもの飲み物は、冷たすぎたり熱すぎたりしない適温のものを選ぶようにしましょう。
冷たすぎる飲み物は、体温を下げてしまったり胃腸の働きを弱めてしまったりとデメリットがあります。
また、熱すぎる飲み物も口やのどの粘膜を傷めたりやけどしたりする恐れがあるので注意が必要です。
お水やお茶を飲む場合も、できるだけ常温に近い温度で与えるのが健康的でおすすめです。

ジュースはなるべく控えめに。ルールを決める

ジュースがおいしいものだと知ってしまうと、こどもはいつもジュースを飲みたがってしまうかもしれません。しかし、きちんとルールを決めてダラダラ飲ませないようにしましょう。
常に甘いものを飲んでいる状態が続くと、虫歯のリスクがより高まります。
ジュースを飲ませる場合は、「朝10時と昼15時」などおやつの時間を決めて、その時間にだけ決まった量を飲ませ、飲んだ後はしっかりと歯磨きをするなどルールを決めましょう。

こどもがお水やお茶を嫌がるときの対処法

最後に、こどもがお水やお茶を嫌がってジュースを欲しがる場合の対処法を紹介していきます。なかなかお水やお茶で水分補給をしてくれなくて困っている方は、試してみてください。

ジュースや牛乳を薄めてみる

こどもがお水やお茶を嫌がるときは、まずジュースや牛乳などの好きな飲み物を薄めて飲ませてみましょう。
薄まったことに気づかないぐらいに少しずつ薄めて、徐々に薄めるお水の量を増やすのもおすすめです。
だんだんと甘味の薄い味にも慣れてくるので、慣れてきたらお水やお茶など他の飲み物もすんなり飲めるようになる場合があります。

少しずつ味に慣れさせる

薄めたジュースや牛乳は飲めても、すぐにはお水やお茶を飲んでくれないこともあるでしょう。
だからといって諦めて薄めたジュースばかりを飲ませるのではなく、薄めたジュースを飲ませたら次はお茶やお水にする、というように徐々にお水やお茶も飲ませてみることが大切です。
ごはんのときは必ずお水を用意する、などメリハリをつけるのもおすすめです。

大人がおいしそうに飲む

大人がおいしそうに飲んでいるものにこどもは興味を持つものです。大人がお水やお茶を「おいしい!」と言いながら飲んでみましょう。
「もしかしたらおいしいものなのかも?」と手を伸ばしてくれたら「おいしいね!」と共感しながら楽しむのもおすすめです。
ぜひ、こどもと一緒においしさを分かち合って、お水やお茶に慣れる機会を増やしてみてください。

こどもの飲み物にはハミングウォーター

今回は、こどもにおすすめの飲み物や控えたい飲み物について詳しく紹介しました。

こどもにしっかりとお水や麦茶で水分補給を定着させるのに、浄水型ウォーターサーバーのハミングウォーターが役立ちます。

ハミングウォーターは高性能の2段階式浄水フィルターで、水道水の不純物をしっかりと除去します。カルキ臭なども取り除くため、お水が苦手なこどもでもおいしく飲むことができるでしょう。

また、麦茶を作る際、温水を使えば沸騰させる時間が短縮できます。トリハロメタンを除去するために長時間煮沸させる必要もなく、すぐに出来上がります。もちろん、水出し麦茶を作る際も、おいしいお水が使えます。

ハミングウォーターは浄水型ウォーターサーバーなので、水出し麦茶をたくさん作りたいご家庭でもお水の量を気にせず使えるのが魅力です。

また、水受けトレイから給水口までの高さが十分あるので、ポットやタンブラーを水受けトレイに置いてお水を注げる設計になっています。

こどもだけでなく、家族みんなでしっかりと適切な水分補給を習慣化できるように、ハミングウォーターを活用してみてはいかがでしょうか? 

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