水道水との付き合い方、教えます。

赤ちゃんのためのドリンクづくり vol.1 熱中症対策編

執筆者プロフィール

はじめての育児をスタートさせたばかりのライターの「なぎさ」。家のインテリアは夫のこだわりに従って、余計なものは買わないようにいつも注意している。「時短」や「手抜き」という言葉が大好き。赤ちゃん中心の生活にも少し慣れてきたところ。

赤ちゃんや幼児の熱中症予防

湿気が多く、毎年厳しい暑さになっています。暑さをしのぐ対策で、上手に夏を乗り切らなくてはいけません。赤ちゃんや幼児には、大人以上にこの暑さはとても危険です。自身の体調を上手に伝えることができず、夢中で遊んで、熱中症になってしまう恐れがあります。暑い日や外出時、風呂上がり、ぐっすり寝て起きた時など、乳幼児は汗をたくさんかきます。こんな時、水分補給がとても大切です。こどもがぐったりしてしまう前に、大人がこどもの体調を気にかけ、熱中症予防をしっかり行う必要があります。
今回は赤ちゃんや幼児の熱中症予防のひとつとして、「飲み物」にテーマを絞って、書いていきたいと思います。熱中症予防の自家製ドリンクレシピも紹介します。

こどもを熱中症から守ろう 詳しくはこちら

冷たい飲み物をそのままあげてもいいの?

真夏に暑さが厳しいからといっても、赤ちゃんには冷たい飲み物をそのまま与えないほうがよいでしょう。1歳を過ぎていて、冷たくても嫌がらず、飲んだ後に下痢や腹痛など変わったことがないようでしたら、飲ませて問題ないのですが、大人でも冷たいものを食べ過ぎたり、飲み過ぎると胃腸の温度が下がり、働きが悪くなって消化能力が落ちてしまいます。幼児ですと尚更、冷たいものを一気にたくさん飲むことは控えるようにしましょう。暑い日や活発に遊んだ後などは、口あたりが良い冷たい飲み物を欲しがることも多いと思いますが、1杯目は冷たい飲み物を与えたとしても、2杯目は常温のお水を足してぬるめにするなど、調整するようにしてください。

乳幼児に不向きな飲み物

大人が日常的に飲んでいるものでも、まだまだ小さな身体のこどもには、負担になることがあります。
大人用スポーツドリンクをついついこどもに与えたくなりますが、これはNGです。スポーツをした後など、発汗によって身体から失われた水分やミネラルを効率よく補給できる飲料水ですが、「こども用」と記載のないものは、糖分がたくさん含まれているので、おこさまが飲むには不向きです。糖分の摂り過ぎは、虫歯や肥満につながるのはもちろん、甘いものに慣れてしまうとしっかりと食事を摂らなくなってしまうことがあります。
また、カフェインが含まれている烏龍茶、煎茶、コーヒーは眠れなくなるので、与えないようにしましょう。
大人用100%果汁ジュースは、「100%だからいいのでは?」と思ってしまいますが、これも糖分が多く、浸透圧が高いので、赤ちゃんが飲むと下痢になることもありますので避けてください。1歳を過ぎ、もし飲ませる場合は、お水で薄めると良いでしょう。
経口補水液は、脱水を起こしている時に与える飲み物です。スポーツドリンクより糖分が少ないことが特徴です。経口補水液はドラッグストアでも販売していますが、「医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限り、お飲みください」と記載がありますので、医師の指示に従い、脱水状態が改善したら飲むのを控えましょう。

熱中症予防には、お水にプラスαを

1日に必要な水分量は幼児ですと、体重1kgあたり100mlほどです。

<体重1kgあたりの1日に必要な水分量(ml/kg/日)>
・乳児 150
・幼児 100
・学童 80
・大人 50
【計算例】体重15kgの幼児の場合
100(ml/kg/日)×15(kg)=1,500(ml)

水分とともに、汗からは塩分も失われますので、大量の塩分を与える必要はないのですが、適量の塩分補給を意識してあげましょう(生後2ヶ月以降1歳未満の赤ちゃんには、白湯で薄めた麦茶やほうじ茶で十分です)。市販のこども用のドリンクを飲ませるのも良いのですが、我が子が喜ぶ、熱中症対策自家製ドリンクをつくってみてはいかがでしょうか?簡単なレシピを2つご紹介します。

熱中症対策ドリンク簡単レシピ①  ――――――――――――――――――――――――――――――

※写真はイメージです

【材料】
・オレンジ果汁:100ml (オレンジ2つ程度。オレンジジュースでも可。)
・お水:400ml
・砂糖:大さじ1
・塩:小さじ1/2

【つくり方】
材料をドリンクボトルに入れて、混ぜるだけで完成。

【補足】
砂糖には、黒糖を使うとカルシウムや鉄分、ミネラルが一緒に摂れます。きび砂糖でも可。
また、白くてサラサラとした塩は、食塩と呼ばれる工業塩です。塩化ナトリウムを主成分とし、摂取しすぎると高血圧を引き起こすなどの弊害も。天然塩は、塩化ナトリウムのほかにカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルも含んでいます。ミネラルは塩化ナトリウムによる血圧上昇を防ぐ働きがあるので、ぜひ天然塩を選ぶようにしてください。

熱中症対策ドリンク簡単レシピ② ――――――――――――――――――――――――――――――

※写真はイメージです

【材料】
・バナナ:1本
・お水:60ml
・牛乳:60 ml
・塩:小さじ1/4
・氷:適量

【つくり方】
皮をむいたバナナを手でちぎり、ジッパー付きの保存袋に入れ、指でなめらかなペースト状になるまで、指でつぶす。
①にお水、牛乳、塩を加えてジッパーを閉じ、よくもみながらシェイク。
馴染んだら、保存袋の角をハサミでカットし、氷を入れたグラスに注げば出来上がり。

【補足】
バナナには体内吸収速度の異なる各種糖質がバランスよく含まれ、エネルギー補給が長時間持続します。カリウムが豊富で、塩を加えることで塩分摂取もできます。こどもが好む味わいでおすすめです。

こどもには安心できる飲み物を

ドリンクづくりをはじめる前は、水分補給に市販のドリンクを与えるタイミングがとても多くあり、「こどもに与える飲み物ってこれでいいの?」と疑問に思うようになりました。食品添加物のすべてが危険とは思いませんが、極力こどもには食品添加物の少ないものを与えたいとお考えのママやパパは多いのではないでしょうか?

ドリンクづくりをする前は、面倒だなと思っていましたが、最近はこどものためのドリンクづくりを楽しんでいます。ミキサーを使ったりすると片付けなどが面倒になりますが、今回掲載したドリンクレシピは2つともとても簡単ですし、混ぜるものはいたってシンプルなので、思い立った時にすぐにつくることができます。

最後に、ドリンクづくりの基本は「お水」です。麦茶や自家製ドリンクなど、どれもお水は必要ですし、その質も気になります。
ハミングウォーターは2段階式浄水フィルターで、不純物をしっかり除去してくれます。その除去項目数は業界トップクラスだから、安心で安全です。
こどもの身体を潤すドリンクづくりには、安心して与えられるハミングウォーターをご利用ください。

次回は、「赤ちゃんのためのドリンクづくり vol.2  デザート編」。 
デザート感覚で飲めるドリンクや簡単なゼリーのレシピをご紹介します。


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