美容・健康に嬉しいお水の効果
ハーブティーは紅茶の一種?種類や特徴、楽しみ方をご紹介
執筆者プロフィール
3人の育児に奮闘中のライターの「あゆみ」。最近、健康意識が高まり、常温水をこまめに飲むようにしている。週末、育児から離れて吹奏楽団の活動に参加し、フルートを吹くのが、気分転換であり生きがい。
今回は、ハーブティーが気になっている方に向けた記事です。
最近、美意識が高い女優やモデルさんのSNSで「ハーブティーを飲んでいる」という投稿を見かけることが多くなりましたが、あまり飲んだことがないという方もいるかもしれません。
日本ではハーブティーを日常的に飲んでいる方はまだ多くないかもしれませんが、ドイツでは風邪の患者に医師はすぐに投薬はせず「まずはハーブティーを飲んで寝るように」と指示するほど、昔からハーブティーは身近な存在で健康習慣の1つとされているそうです。
この記事では、今注目度が増しているハーブティーについて、種類や特徴、メリットを紹介し、おいしく作る方法も解説していきます。
ぜひ参考にして、ハーブティーを取り入れた健やかな毎日をお過ごしください。
ハーブティーとは
はじめに、ハーブティーとはどのようなものを指すのか、基本情報をお伝えします。
植物の茎や葉などを乾燥させてお湯などで抽出したもの
ハーブティーは紅茶の一種と勘違いしている方も多いかもしれませんが、紅茶ではありません。ハーブティーは植物の茎や葉、花、根などを煎じて飲む飲み物です。
後ほど紹介しますが、ハーブティーとして使われているハーブの種類はいろいろあり、味わいや香りもさまざまです。
その時の気分に合わせて、いろいろな味を楽しむことができます。
ほとんどのハーブティーがノンカフェイン
ハーブティーの特徴の1つとして、そのほとんどがノンカフェインということです。※
ノンカフェインなので、妊娠中でも安心して飲むことができますし、カフェインを摂りすぎたくない時や就寝前の飲み物にもぴったりです。
普段はコーヒーや紅茶をよく飲むという方も、ハーブティーを取り入れるとカフェインの摂取量を抑えられるでしょう。
※種類によっては、カフェインが含まれるものもあります。
人気のハーブティーの種類やそれぞれの特徴
ここからは、特に人気のあるハーブティー5種類の特徴を紹介していきます。
カモミールティー
カモミールティーは、穏やかな香りが特徴でリラックスしたいときに好んで飲まれているハーブティーです。
消化促進や安眠をもたらすともいわれています。
優しい味わいなので、夜寝る前やリラックスしたいとき、日中のリフレッシュタイムに最適です。
定番のハーブティーなので、どのハーブを選ぶか悩んでいる方は、まずはカモミールティーを試してみるのがおすすめです。
ルイボスティー
ルイボスティーは、マメ科のルイボスという植物から作られるハーブティーです。抗酸化作用があるといわれていて、美容を意識している女性に人気があります。
整腸作用や代謝アップも期待されることから、お茶代わりとして日常的に飲まれている方も多いです。
ローズヒップティー
ローズヒップティーはピンク色の可愛いハーブティーで、酸味と甘みが感じられるフルーティーな味わいが特徴です。
ビタミンCが豊富で免疫力を高めるといわれているため、美肌の維持や風邪予防にぴったりです。
レモングラスティー
レモングラスティーは、名前の通りレモンやシトラス系のさわやかな香りが特徴です。
ほんのりと甘いので、柑橘系の味わいが好きな方に特におすすめです。
イライラしたり落ち込んだりする気持ちを、穏やかにしてくれるともいわれています。また、胃もたれや二日酔いのムカつきを軽減してくれる働きもあります。
ミントティー
ミントはデザートの飾りとしても身近なハーブなので、味を想像できる方も多いかもしれません。ミントティーはスッキリとした爽やかな香りと味わいで、消化を助けたりストレスを和らげたりするといわれています。
ミントのさわやかな風味は、日中の疲れを癒し、リフレッシュさせてくれます。暑い日にはアイスミントティーにすることで、清涼感を味わえます。
ハーブティーにはどんなメリットがある?
ここまで、人気のあるハーブティー5種類を紹介しました。ハーブティーを生活に取り入れることでどんなメリットがあるのかチェックしてみましょう。
リラックスできる
ハーブティーを飲むと、そのいい香りや味わいによってリラックスできるのが魅力の1つです。
特にカモミールやラベンダーなどは、心を穏やかに落ち着かせてくれます。
仕事や日常生活でストレスを感じている人は、ハーブティーでリラックスできる時間を作るといいでしょう。
リラックス効果の高いハーブを選ぶのももちろんいいですが、自分の好きな香りや味を選ぶのがおすすめです。
ゆったりと、質のよい眠りを促す
ハーブティーは安眠を促すことも期待できます。ほとんどのハーブティーがノンカフェインなので、寝る前に飲むのに適しています。
なかなか眠りにつけない方、寝不足を解消したい方は、夜寝る前に温かいハーブティーを飲んでみてください。
体を温めて代謝を高める
冷え性の改善や体の代謝を高めたいときに、ホットのハーブティーを飲むといいでしょう。
特にジンジャーティーやシナモンティーは体を温める効果が高いといわれていて、寒い季節や冷房などで冷えを感じるときにぴったりです。
体が温まることで血行がよくなり代謝が高まるので、健康維持やダイエットにも役立ちます。
ハーブティーをおいしく作る方法
最後に、ハーブティーをおいしく作る方法をホットとアイスそれぞれ紹介していきます。
ホットハーブティーの作り方
ホットハーブティーをおいしく作るためには、まず使用するハーブ選びからこだわりましょう。
新鮮で香り豊かなものを選ぶことで、よりおいしさが引き立ちます。お湯はぬるま湯だとしっかり抽出されないので、熱湯を使いましょう。
ティーポットにお湯を入れてポットを温めたら、一度お湯を捨てます。その後ポットにハーブを入れ、お湯を注ぎましょう。
ティーカップ1杯分(120ml)のお湯に対してティースプーン1杯分の茶葉が、目安量となります。お好みに合わせて、濃さを調節してみてください。
お湯を注いだら蓋をして、2〜3分蒸らしてください。蒸らす時間はハーブの種類によっても異なります。
カップに注いでからお好みで蜂蜜やレモンを加えると、さらに風味豊かになっておすすめです。
アイスハーブティーの作り方
アイスハーブティーを作るときは、ホットハーブティーよりも少し濃いめに抽出するのがコツです。
基本的にはホットハーブティーと同じようにティーポットで抽出しますが、ホットハーブティーを作るときよりもお湯の量を1/2〜1/3程度に減らしてください。
しっかりと濃いめに抽出できたら、たっぷりの氷が入ったグラスに注ぎ入れて一気に冷やせば、出来上がりです。
最近では、水出しハーブティーの商品もたくさん種類が販売されているので、手軽にアイスハーブティーを楽しむこともできます。
ハーブティーを楽しみたいならハミングウォーター
今回はハーブティーの種類や特徴、メリットやおいしい作り方を紹介しました。
ハーブティーを自宅で楽しむ際に、活躍するのがハミングウォーターです。
ハミングウォーターはボタン1つで冷水、常温水、温水が使い分けられるので、ハーブティーを作る際に、わざわざお湯を沸かす必要がなく、飲みたいときにすぐに温水を使って、抽出することができます。また、水出しハーブティーも冷水を使えば、手間なく作ることができます。
ハミングウォーターは2段階式浄水フィルターで水道水の不純物をしっかりと取り除くため、ハーブの香りや味わいをしっかりと引き出すことができます。
もちろんハーブティー以外にも、コーヒーや紅茶を作ったり、料理に活用したりさまざまなシーンで活躍します。
ぜひ、ハミングウォーターをチェックしてみてください。
〈参考サイト〉
ハーブティーの種類にはどんなものがある?色・味・成分の違いについて|山年園
ハーブティーはどんな種類がある?おすすめのハーブや作り方とは?|ありす薬局
(2024-6-11)