便秘解消に水分補給が関係している?機能性便秘の原因と解消方法を解説

執筆者プロフィール
エンタメ好きのライター「もえ」。幼い頃からテレビっ子で、30代になった今もドラマ・バラエティ・ニュースなどジャンル問わずテレビ番組が大好き。ラジオを聴きながら散歩も趣味の一つ。目から耳から鼻から、常に何かしらの情報を入れたいタイプ。

便秘が起こる原因

便秘が起こるのは、大腸の機能低下やストレスの蓄積などいくつかの原因が考えられます。まずは便秘が起こる原因を詳しく見ていきましょう。

大腸の機能低下

便秘の原因として、まず大腸の機能低下が考えられます。大腸には、水分やミネラルを吸収して便を作る働きがあります。

食事をしてから便が排泄されるまでは通常24〜72時間ほどかかります。しかし、便秘の場合は便を押し出す大腸の機能が弱っており、便がある状態でも押し出せなくなって、通常よりも長い時間、便が溜まっている状態です。

ストレスの蓄積

大腸の働きにはストレスが関係しています。ストレスが蓄積すると自律神経である交感神経が優位になり、消化機能が抑制されます。それにより、腸の動きが鈍くなり便秘になりやすくなります。

また、ストレスによって腸内フローラが変化し、腸管運動や水分の分泌状態が変化することで便秘になることもあります。ストレスが原因の食欲不振や過食、寝不足なども便秘に影響すると言われています。

無理なダイエット

食事量を減らしすぎる無理なダイエットを続けると、便を作る材料が不足して便そのものが作られにくくなり、便秘を引き起こします。また、便秘によって腸の働きが悪くなると、基礎代謝が落ちて太りやすい体質になることもあります。

ダイエット中は食事量を減らしすぎないことも大切ですが、水分もしっかり摂りましょう。 食事を減らすことでただでさえ食事から摂れる水分が減るため、水分を摂らないと便秘に繋がる恐れがあります。

便意の我慢

便意を我慢しすぎると肛門括約筋が緊張して排便反射が抑圧され、一時的に便意が遠のく場合があります。
また、便秘の種類のひとつである「直腸性便秘」は、習慣的に便意を我慢し続けることによって生じる便秘です。便意を我慢し続けることは避けるようにしましょう。

運動不足

運動不足は便秘の大きな原因のひとつです。特に腹筋や骨盤底筋群など下腹部の筋肉が弱まると、便を排出するためのぜん動運動が弱まり、便秘を引き起こしてしまうことがあります。

水分不足

水分は腸の動きを活発にし、便をやわらかくする働きがあります。とはいえ、一気に大量に水分を摂取しても尿が増えるだけで、排便量にはあまり変化がないことがわかっています。こまめな水分補給が便秘解消に良いとされています。

便秘の種類

機能性便秘

機能性便秘とは、腸の運動機能が低下して腸内の内容物が長時間停滞してしまうことで起こる便秘です。生活習慣が原因であることが多い傾向にあります。

機能性便秘の症状には、排便回数が減ったり、便が硬く排便が困難になったりすることが挙げられます。そのほかにも、腹部の膨満感や腹痛、吐き気などの症状が現れることもあり、治療には生活習慣の改善が必要です。

器質性便秘

器質性便秘は、腸管以外の器質的疾患によって物理的に便の通過障害が起こることによる便秘です。疾患によって腸が狭くなったり、腸が変形して排便困難となったりする場合に便秘になります。

器質性便秘は腸の病気による形の異常が原因なので、機能性便秘とは異なり、病院で治療しないと治りません。

機能性便秘の解消方法

適度に運動する

運動することで腸に物理的刺激がいくため、腸のぜん動運動が促されます。また、腹筋を動かすと腸に刺激が与えられ、大腸の働きも活発になります。便秘解消に特におすすめの運動が以下の通りです。

●腸ひねり体操
●腹筋トレーニング
●歩行
●ヨガ
●マッサージ

ただし、過度な運動は逆効果となることも。比較的軽めの運動をするようにしましょう。

食物繊維、乳酸菌を積極的に摂る

食物繊維や乳酸菌は便秘解消に効果的です。食物繊維が豊富な食品には果物やにんじん、キャベツなどの野菜、海藻などがあります。乳酸菌が豊富に含まれるのはヨーグルトやチーズ、漬物、納豆、キムチなどです。

食物繊維は便秘解消に効果的ですが、過剰摂取は逆効果となることがあります。また、乳酸菌によって症状が悪化するタイプの便秘症の方もいます。症状と解消方法には、個人差がありますので注意が必要です。

ストレスを溜めない

便秘の原因に「ストレスの蓄積」があると先ほど述べました。
ストレスがまったくない生活を送ることは現代では難しいかもしれません。しかし、規則正しい生活や十分な睡眠時間を確保したり、ゆっくりと湯船に浸かってリラックスする時間を作るだけでも、自律神経が整い、ストレスを過度に感じない身体づくりにつながります。

無理なダイエットや食事制限をしない

食事制限も便秘につながることがあるため、無理なダイエットはあまりおすすめできません。食事制限をすると炭水化物や脂肪分が減るのはもちろん、食物繊維の摂取量も減ってしまう可能性があります。また、油物を控えすぎることにより油不足となり、便秘になっている可能性も考えられます。オリーブ油やごま油などの植物性油脂は、便の滑りをよくする働きがありますので、適度に摂るようにすると、便秘解消になります。

便意を我慢しない

便意が我慢できなくなる前にお手洗いにいくことも大切です。便意を我慢し続けると、腸内に溜まった便の水分が腸に吸収されて便が硬くなってしまいます。便が出にくくなるのを防ぐためにも、便意を我慢してはいけません。

水分をこまめに補給する

水分補給は便秘解消に欠かせません。水分摂取量が多ければ便はやわらかくなり、あまりにも少なければ硬くなってしまいます。

ただし、水分を大量に飲めば便秘が解消するわけではありません。一般的な成人における1日の水分摂取量は、2.5Lが推奨されています。この量をこまめに摂取することが大切です。
朝起きたらまずコップ1杯ほどの常温水を飲むと、胃に入るお水の重さにより、大腸を刺激してくれます。

便秘解消に欠かせない水分補給をウォーターサーバーで手軽に

便秘になるのは、大腸の機能低下やストレスの蓄積などさまざまな原因が考えられます。器質性便秘の場合は病院での治療が必要ですが、機能性便秘の場合は生活習慣の改善で解消できます。

機能性便秘の解消には、適度な運動や食物繊維、乳酸菌の摂取のほか、水分補給も欠かせません。先ほど述べたとおり、一気に大量のお水を飲むのではなく、こまめな水分補給が便秘解消に良いとされています。
起床時や朝食時、昼食時、入浴前後、就寝前など、水分補給を意識的に行い、習慣づけると良いでしょう。

こまめな水分補給には、ハミングウォーターがあると便利です。ハミングウォーターがあれば、いつでもすぐにおいしいお水が飲めます。また、冷水・温水だけではなく常温水も飲めるので、体調や好みに合った温度のお水が時間をかけずに用意できますので、水分補給の習慣づけにぴったりです。
ぜひ、ハミングウォーターを使って、便秘に悩まない健やかな生活を送ってください。

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