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冷え性対策はどうしたらよい?体を温める方法を紹介

執筆者プロフィール

夫婦+猫1匹で暮らす「はな」。時短家電や便利グッズが大好き。猫デザインの用品に目がなく、買い過ぎないように注意している。「無理しないダイエット」を意識した生活を送っているところ。

冷え性は体にさまざまな不調をきたすといわれており、冷え性に悩まれている人は「対策が知りたい」「体の冷えをどうにかしたい」と考えているのではないでしょうか。

この記事では、冷え性とは何かを解説しながら、冷え性対策とおすすめの飲み物について解説します。

冷え性とは?

冷え性とは、血液のめぐりが悪くなることで起こる症状のひとつです。
冬場に外の気温によって手足が冷えることは当然ですが、それだけでなく手と足の先端が温まりにくく、慢性的に冷えている感覚があることを冷え性といいます。
暖かい季節でも体の冷えを感じる人は、冷え性であるといえるでしょう。
血液のめぐりが悪くなると、体のすみずみまで酸素や栄養が十分に行きわたらなくなることに加え、老廃物も排泄されにくくなってしまいます。
そのため、冷え性の人はさまざまな不調をきたしやすいといえます。
冷え性による体の不調には、頭痛や腰痛、肩こり、肌荒れ、便秘、下痢、体のだるさ、疲労感、生理不順などが挙げられます。

冷え性の対策はできる?

冷え性による体の不調を上で紹介しましたが、冷え性は対策が可能です。
対策ができれば、冷えが要因で起こるさまざまな不調を緩和できる可能性があります。
冷え性の対策は、体の外側から対策する方法と体の内側から対策する方法があります。
ここでは、具体的な冷え性の対策を紹介します。

体を冷やさない

体を冷やさないことは、冷え性の対策で手軽にできる方法のひとつです。
体をしめつける衣類は避け、温度調節がしやすいように脱ぎ着しやすいものを選ぶことがポイントです。
また寒い季節に外出するときは上着やマフラー、手袋をして防寒対策をしましょう。
屋内では足元を冷やさないように、ひざ掛けやデスクヒーターを使うと、足元から全身が温まります。
日頃シャワーだけで済ませている人は、湯船にしっかりと浸かって体を温めることも、冷え性対策になります。

食事に気をつける

砂糖が多く含まれるお菓子や栄養バランスが偏りやすいインスタント食品は、体を冷やす要因になります。
冷え性対策によい栄養素はタンパク質やビタミンB₁・C・Eが挙げられます。
それぞれの栄養素の特徴と含まれる食べ物を紹介しますので、参考にしてください。

・タンパク質(エネルギーをつくる大きな栄養素)
肉・魚・卵・大豆など

・ビタミンB₁(代謝を促進してエネルギーをつくる)
豚肉・大豆類・卵など

・ビタミンC(貧血予防になる鉄分の吸収を促進、毛細血管の機能を保持)
ほうれん草、ブロッコリー、レモン、みかんなど

・ビタミンE(末梢の血管を広げる、女性ホルモンの分泌を調整)
かぼちゃ、アーモンド、卵、鮭など

生活習慣を見直す

生活習慣を見直すことも冷え性対策には重要です。
昼夜逆転の生活や不規則な食事など、乱れた生活習慣は自律神経のバランスを崩し、体温の調節が上手くできなくなるため冷え性を引き起こします。
また喫煙は血管を収縮するため、血のめぐりが悪くなります。
生活リズムや食事を整え、喫煙を控えると、自律神経のバランスが整い血のめぐりが良くなるため、冷え性対策に繋がります。

筋肉を増やす

筋肉は熱を産生するところですので、筋肉を増やすと熱量が増え、冷え性対策ができます。
冷え性が男性よりも女性のほうが多い理由には、筋肉量が少ないことが挙げられます。
脚には全身の約7割の筋肉がありますので、筋肉量を増やすにはスクワットやかかと上げなどが有効的です。
またストレッチやウォーキングといった、全身を動かす運動も効果があります。エレベーターやエスカレーターをよく利用する人は、階段を使うだけでも全身を動かすことができ、筋肉を増やせるでしょう。

こまめに水分補給をする

こまめに水分補給をすることも、冷え性対策をするうえで大切です。
水分補給をすることで、体内に吸収された水分が血液などになり体内をめぐります。
また飲み物の中でも、温かい飲み物は体内の温度を上げますので、冷え性対策になります。冷たい飲み物は体内から冷え、冷え性の要因となってしまいますので、特に寒い季節は冷たい飲み物は控えましょう。

冷え性対策におすすめの飲み物

ここでは冷え性対策に良いとされる温かい飲み物を紹介していきます。
日頃の水分補給の際に参考にしてください。

しょうが湯

しょうがを食べると、体がポカポカ温まるのを実感するのではないでしょうか。
これはしょうがに含まれる「ジンゲロール」という辛み成分には、血管を広げて血のめぐりを良くする働きがあるからです。
また「ジンゲロール」は加熱や乾燥によって「ショウガオール」という成分へ変化し、体の中から熱をつくり出して芯から温める働きがあります。しょうが湯は、チューブで販売されているおろししょうがを白湯に加えて混ぜるだけで簡単にできます。
本格的なしょうが湯を楽しみたい人は、生しょうがを細かく刻んで白湯に入れましょう。
甘みを加えたい人は、はちみつを入れてみてください。

紅茶

紅茶は茶葉を発酵する過程で「テアフラビン」という成分がつくられます。
このテアフラビンは、血のめぐりをよくするため体温を上げる効果が期待できます。
紅茶の中でも、ジンジャーティーやレモンティーは、代謝をアップする働きがあるためおすすめです。
紅茶はティーバッグにお湯を注ぐだけでできますので、仕事や家事の合間にも取り入れやすいです。
また、紅茶はティーバッグではなく、ティーポットを使って淹れると、より深い味わいと香りが楽しめます。

ココア

ココアには「テオブロミン」や「カカオポリフェノール」が含まれており、血のめぐりが良くなるため、体温を上げる効果が期待できます。
また、これらの成分は体温の低下を抑制する働きもありますので、体の温かさが持続しやすいのも特徴です。

甘酒

発酵食品の甘酒は、酵素の働きによって代謝がアップし、体を温める効果が期待できます。
また甘酒のとろみが胃の中に留まるため、熱を保持しやすいという特徴もあり、長く体が温まります。
米と麹からつくられる甘酒はアルコールがゼロですので、お子様からアルコールが飲めない方でも、どなたでも楽しめる飲み物です。
なお酒粕からつくった甘酒にはアルコールが含まれますので、購入する際に確認しましょう。

白湯

白湯は沸騰させたお湯を、50℃くらいまで冷ました飲み物です。
通常、電気ケトルややかんでお湯を沸かす必要がありますが、ウォーターサーバーがあれば、そのような手間がなく、白湯を飲むことができます。

温かい飲み物なら、浄水型のウォーターサーバーの「ハミングウォーター」

温かい飲み物は冷え性の対策に効果的ですが、お湯を沸かすのには手間がかかり、面倒に感じるのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのがハミングウォーターです。
ハミングウォーターは、水道水を注ぐだけで、いつでもおいしいお水・常温水・お湯を飲むことができる、浄水型ウォーターサーバーです。

外から帰ってきた時、お家でほっと一息つく時など「温かい飲み物を飲みたい」と思った時にハミングウォーターなら、ボタンを押すとすぐお湯がでるため、温かい飲み物がいつでもつくれます。
ハミングウォーターがあれば白湯はもちろん、しょうが湯や紅茶、ココアなども手軽においしくいただけます。

ハミングウォーターで温かい飲み物を飲んで、冷え性対策をはじめてみてはいかがでしょうか。

〈参考サイト〉
冷え性(冷え症)|ふくおかクリニック
手足の冷え(冷え症)の予防|第一三共ヘルスケア
万病のもとともいえる「冷え性」の改善法|クラシエの漢方
我慢できない足の冷え…… (後編)「5つの対策」で撃退しよう!|Hisamitsu
冷え性対策に!体を温める食べ物・飲み物を見分けるコツ|ココカラクラブ
健康一口メモ~冷え症のしくみと予防~|三重県健康管理事業センター
おやまだ給食だより|医療社団法人主体会
(上記すべて参照:2023-11-2)

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