硬水?軟水? 赤ちゃんにはどちらが良い?

更新日:

執筆者プロフィール
はじめての育児をスタートさせたばかりのライターの「なぎさ」。家のインテリアは夫のこだわりに従って、余計なものは買わないようにいつも注意している。「時短」や「手抜き」という言葉が大好き。赤ちゃん中心の生活にも少し慣れてきたところ。

子育ては思っていたより大変

赤ちゃんと生活するようになって、1年と少しになりますが、何も気を使わずに生活していた頃とは一転、食べ物や家の片付けなど、何もかもに注意が必要で時に疲れてしまうことも。しかし、大切な我が子を守るのは親の役目!とまた子供にとって、良いものと悪いものをあれこれ調べたり、教えてもらったりしながら子育てに奮闘しています。

赤ちゃんに飲ませたり、離乳食に使用するお水にも注意しなくてはいけないなと思い、ハミングウォーターを使うようになりました。おかげでミルクづくりのために1日に何度もお湯を沸かす手間が省けて、育児のわずらわしさがひとつ減ったように思います。

今、私は我が子へのお水に関しては心配事がありませんが、赤ちゃんには軟水が適していると聞いたことがありますでしょうか?

赤ちゃんには軟水を与えよう

ミネラルウォーターは硬度によって、軟水と硬水に分けられています。硬度とは、お水1Lの中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表したものです。WHO(世界保健機関)の基準ではこれが、120mgを超えると硬水、それ未満のものが軟水とされています。
ミルクづくりにミネラルウォーターを使用する際は、この硬度の表記をよく見て、できるだけ低いものを選びましょう。硬度が300mg以上のミネラルウォーターは、赤ちゃんに与えないでください。
また最近では純水や超軟水と言われる不純物をほぼ含まないお水もあります。これらのお水は、軟水からさらに電解質などを取り除いているため、ミルクづくりにより適していると言えます。

赤ちゃんの身体はとっても繊細

そもそもなぜ赤ちゃんには硬水が不向きなのでしょうか?
消化器官が未発達な赤ちゃんは、多量のミネラルを分解・排泄することが難しいとのこと。赤ちゃんの胃や腸、腎臓へ負担になったり、消化不良などを起こす可能性があるからです。粉ミルクをつくる際や離乳食づくりの際も注意が必要です。良かれと思って、ミネラルウォーターでミルクをつくったところ、ラベルをよく見ると硬水だった!となってしまうと、赤ちゃんにとってミネラルの過剰摂取になってしまうこともあります。
粉ミルクには、あらかじめ赤ちゃんにとって必要な量のミネラルが配合されていますので、硬水のミネラルウォーターは粉ミルクに使うのはもちろん、直接飲ませるのも控えましょう。

一般的に日本の水道水は軟水なので、赤ちゃんにも使用できます。
浄水器を使用されていない方でしたら、ミルクづくりに水道水を使用されることが多いと思います。その際、カルキを取り除くために沸騰させる方法が一般的ですが、硬水のミネラルウォーターも、沸騰させれば赤ちゃんが飲んでも問題ないのでは?と思われるかもしれません。しかし、ミネラルウォーターに含まれるミネラル分は沸騰させても残ってしまいます。そのため赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまうことには変わりありません。
ミネラルウォーターを沸騰させることで、殺菌効果は期待できるかもしれませんが、日本製のミネラルウォーターは元々殺菌処理が義務付けられているため、沸騰させる必要はないと言えます(開封後、数日経過したミネラルウォーターを沸騰させる場合は効果があります)。

ハミングウォーターは赤ちゃんに適した軟水です

軟水はお水に含まれるミネラルが適量であるため、粉ミルクに使用しても赤ちゃんの身体に負担がかかりません。ハミングウォーターは軟水である水道水を浄水しますので、赤ちゃんのミルクづくりに安心して使っていただけます。夜中のミルクづくりはとても眠いのにそれに加え、赤ちゃんは大声で泣きますし、慌てれば慌てるほど、お湯が湧く時間が長く感じます。ミルクは必ず70℃以上のお湯でつくる必要があります。ハミングウォーターの温水は80℃から90℃ですので、粉ミルクを溶かして、適温に冷やせば、すぐに赤ちゃんに与えることができます。泣いている赤ちゃんを少しでも待たせたくないので、とても助かります。

また、離乳食の時期になっても、浄水型ウォーターサーバーはとても重宝します。ミルクづくりの時には役立つことは想像しやすいですが、離乳食づくりにもこんなに浄水型ウォーターサーバーが助かると思いませんでした。離乳食は煮る料理が多いので、安心で安全なお水がすぐに使えるのはとても便利ですし、少し硬いごはんをやわらかくしたり、やや濃い味付けになってしまった場合、お湯で薄めたりしますので、とても活躍しています。
離乳食がはじまる月齢になると食事やおやつ、お風呂上がりなど、飲み物としてお水をそのまま与えるタイミングも増えてきます。その際、常温水があるのも助かります。

パパやママにも使いやすい

子育ては思った以上に、時間との勝負!赤ちゃんが寝ている間に、中途半端になっている家事をこなしたり、片付けを急いでしたり…。私は昼食をキッチンで立ちながら済ますことがほとんどです…。これでは心が休まる瞬間がありません。パパもママも子育ての合間のちょっとしたブレイクタイムはとても大切です。ハミングウォーターがあれば、すぐにお湯が出ますので温かいハーブティーを飲みながら休憩!という束の間の休息も少しでも長く取れるのではないでしょうか?

赤ちゃんに適した軟水に加え、安心で安全なハミングウォーターは、赤ちゃんに与えるのに適していますし、子育てを頑張るパパとママにも強い味方になります。

関連記事

離乳食レシピ(中期編)

記事を読む

赤ちゃんとこどものためのウォーターサーバー

記事を読む

赤ちゃんのためのドリンクづくり vol.2 スイーツ編

記事を読む

妊娠中におすすめの食べ物、控えたいものを詳しく解説

記事を読む

離乳食レシピ(完了編)

記事を読む

赤ちゃんのためのドリンクづくり vol.1 熱中症対策編

記事を読む

連載企画

浄水器と比べてみよう!

ウォーターサーバーと浄水器との比較情報、フィルターや選び方など解説しています。

記事を読む

知っておきたい!水の用語集

水の種類・水道水に含まれる成分など、ウォーターサーバー関連用語を解説します。

記事を読む

ウォーターサーバーについてもっと詳しく!

ウォーターサーバーについて、電気代や用途、選び方まで様々な情報を紹介します。

記事を読む

暮らしに役立つお水の知識

ペットに適したお水の種類や、賞味期限など普段使っているお水にについて解説します。

記事を読む

赤ちゃんとこどものために

赤ちゃんとこどもに関するお役立ち情報、ウォーターサーバー活用法をご紹介。

記事を読む

美容・健康に嬉しいお水の効果

身近にあるお水が、私たちの健康や美容にもたらすの効果について詳しくご紹介します。

記事を読む

もしもの時の災害に備えて

ウォーターサーバーの災害時への対策や活用方法をご紹介。

記事を読む

徹底解明!ハミングウォーター

ハミングウォーターを実際に一般の方に使ってもらい、レビューを頂いています。

記事を読む

水道水との付き合い方、教えます。

水道水をもっと知るために、成分を調査したり、おいしく飲める方法を探求しています。

記事を読む

ウォーターサーバー累計販売台数No.1

※日本マーケティングリサーチ機構調べ 2022年11月期浄水型ウォーターサーバーに関する指定領域における市場調査 ※サービス開始~2021年末の累計数