知っておきたい!水の用語集

天然水とは?他の水との違いやおすすめの活用方法を解説

天然水とは?

天然水とは、特定の水源から採水した地下水を原水として、ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をしていない水を指します。「特定の水源」には主に以下の7種類があります。

①地下水が湧き出る第一層目の浅い位置にある水源である「浅井戸水」
②第一層目より深い第二層目を水源とする水で、地上から遠いため安全性が高くミネラル分も多い「深井戸水」
③崖の下や丘の谷間から自然に湧き出る地下水である「湧水」
④水温25℃未満で自噴する地下水で、ミネラル分で種類が分けられる「鉱泉水」
⑤自噴しない地下水でポンプから採水し、ミネラル分で種類分けされている「鉱水」
⑥川床の下に浸透して流れる水で、砂層などでろ過されるので水質が良い「伏流水」
⑦水温25℃以上で自噴する地下水で、ミネラル分で種類が分けられる「温泉水」

日本の天然水の多くは、硬度の低い「軟水」が主流です。

天然水とRO水の違いは?

天然水とRO水の大きな違いは、ミネラルを含んでいるかいないかだと言われています。天然水は特定の水源から採取された地下水のため、溶け込んでいるミネラルも豊富で、かつ採水地によってもミネラルの種類が異なります。
一方、RO水はRO膜(逆浸透膜)によって水中に溶け込んでいる物質がほとんど取り除かれているので、ほぼ水分子のみとなります。そのため、RO水は洗浄性が高いほか、水自体に独自の味わいがなく、限りなく純水となります。

天然水と浄水の違いは?

天然水と浄水の違いは、必ず飲めるか、そうでないかという点のようです。

そもそも、浄水は飲用できる清浄な水や神社の清め水などを指していました。しかし今日では何かの処理を加えて清浄性が確保された水を指して呼ぶのが主流となっているようです。
また、浄水とは水の処理工程自体を指す場合もあります。さらに工業分野で用途に適した水質にする処理も浄水と呼ばれているようです。
一方、多くの天然水は基本的に飲料水として生産・販売されている点で浄水と違います。

おすすめの活用方法は?

毎日の水分補給に

天然水の一番多い活用方法として挙げられるのは、飲料用です。天然水は採水地によっても含まれるミネラル分や硬度が異なるので、より自分の好みに合う水を選ぶことができます。天然水はペットボトルに詰められ、スーパーやコンビニなどで手軽に買うことができる点もメリットです。

日本茶に

天然水は、日本茶にも合うといわれています。天然水を使った日本茶は、旨味・渋み・苦みがバランス良く出るとされ、おいしく淹れることができるようです。
一般的に、日本茶に合う天然水の硬度の目安は硬度30~80mg/lとされています。気になる方は、ペットボトルに表示されている硬度の数値を参考にしてもいいかもしれません。

お料理のときに

天然水は、原水を決められた処理以外は施していないため、ミネラル分が豊富な点が魅力といわれています。日本の天然水は料理にも適しているといわれているため、料理に取り入れる人もいます。
一番多い取り入れ方としては、ごはんを炊くときと出汁をとるときなどです。天然水は水道水のように消毒用の塩素が入っていないため、日々の食事にカルキ臭のするものをからだに入れたくない人や、味が繊細な和食を好む人なども天然水を愛用する人が多いようです。

天然水でつくられた氷

ウイスキーなどを嗜む人にとっては、グラスとともにこだわりたいのが「氷」です。天然水でつくられたボールアイス(球状の大きな氷)と一緒に飲むオン・ザ・ロックスは格別の一杯となります。愛好者の中には、「日本でつくられたウイスキーに合うのはやはり日本の天然水でつくられた氷」と感じる人もいるようです。

赤ちゃんのミルク用に

一般的にミネラルが多く含まれている水は、未成熟な赤ちゃんの内臓には負担が多くかかるため、下痢などを引き起こすことがあるといわれています。しかし、天然水の中でも硬度の低い軟水であれば、ミルク用に使うことはできるようです。
日本でとれる天然水のほとんどは軟水のため、それほど気にする必要はないといわれていますが、心配な方は硬度を確認して選ぶようにするといいかもしれません。

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