美容・健康に嬉しいお水の効果
しょうが湯を飲むことで期待できる効果とは?しょうが湯レシピも紹介
執筆者プロフィール
夫婦+猫1匹で暮らす「はな」。時短家電や便利グッズが大好き。猫デザインの用品に目がなく、買い過ぎないように注意している。「無理しないダイエット」を意識した生活を送っているところ。
寒い季節、しょうが湯は体を温める飲み物として好まれています。
「しょうが湯を飲むとなぜ体が温まるの?」「しょうが湯のレシピが知りたい」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、しょうが湯について紹介します。
あわせてしょうが湯のレシピ、しょうが湯を飲むときの注意点も解説していますので、しょうが湯を日常に取り入れたい人はぜひ、参考にしてください。
しょうが湯とは
しょうが湯とはその名の通り、しょうがを加えて混ぜたお湯のことです。
しょうがには「ジンゲロール」という辛み成分が含まれており、ジンゲロールは血管を広げて血のめぐりを良くする作用があると言われています。
またジンゲロールは乾燥・加熱すると「ショウガオール」に変化し、体の中から熱をつくりだして体を芯から温める働きがあります。
冷え症対策についてはこちら:冷え性対策はどうしたらよい?体を温める方法を紹介
しょうがに期待できる効果
しょうがには体を温める効果があると紹介しましたが、体を温める以外にもうれしい効果が期待できます。
ここでは、しょうがを摂取することで期待できる効果を紹介します。
胃腸の消化・吸収をサポートする
しょうがに含まれる「ジンゲロール」や「ショウガオール」は、胃や腸の血のめぐりを良くしますので、食べ物の消化・吸収をサポートする役割が期待できます。
またしょうがは「ジンジベイン」というタンパク質の分解酵素を含んでおり、しょうが1gで9㎏ものお肉を柔らかくできるといわれています。
そのため肉や魚といった、タンパク質の消化・吸収をサポートでき、胃もたれの予防にも役立ちます。
抗菌作用で体を守る
しょうがに含まれる「ジンゲロール」には抗菌作用があります。
この抗菌作用をうまく活用したのがお寿司に添えられているガリです。
ガリは生しょうがを甘酢で漬けたもので、しょうがの殺菌作用によって食中毒を予防する効果が期待できます。
生理痛を軽減する
生理痛は血液と子宮内膜を体の外へ排出させる際に、子宮を収縮させる「プロスタグランジン」という物質が出ることで起こります。生姜に熱を加えてジンゲロールが変化した「ショウガオール」には、痛み成分「プロスタグランジン」の働きを弱める効果があるといわれています。
体にうれしい働きが期待でき、体を温める効果もあるしょうが湯は、冬にもってこいの飲み物と言えるのではないでしょうか。
しょうが湯のレシピ
ここではしょうが湯のレシピを紹介します。
〈材料〉※1人分
・ お水 コップ1杯分(150ml~200ml)
・ すりおろししょうが 小さじ1
・ はちみつ 大さじ1
・ 輪切りレモン(お好みで)
〈作り方〉
1. お水を沸騰させ、コップに注ぎます。
2. 1にすりおろししょうがとはちみつを加えます。
3. 2をよく混ぜたらできあがりです。お好みで輪切りレモンを浮かべてください。
市販のチューブタイプのしょうがを使っても作ることができますが、しょうがをすりおろした方が、しょうがの味をより楽しめます。
輪切りのレモンを浮かべると、はちみつレモンの風味が楽しめて飲みやすくなります。
辛みを感じたい方はしょうがを多めに、甘めがお好きな方ははちみつを多めに加えてみてください。
しょうが湯アレンジレシピ
上でしょうが湯のレシピを紹介しましたが「いつもと違ったしょうが湯を飲みたい」「しょうが湯は辛くて苦手」という人へ向けて、アレンジレシピを紹介します。
ミルクしょうが湯
ミルクしょうが湯は、しょうがの辛味が苦手な方におすすめです。
牛乳を加えることで、まろやかでやさしい味になります。
また牛乳はカルシウムが豊富ですし、他にも炭水化物・タンパク質・脂質・ミネラル・ビタミンも含まれていますので、栄養を補うこともできます。
〈材料〉※1人分
・ お水 コップ約1/3杯分(50ml~70ml)
・ 牛乳 コップ約2/3杯分(100ml~140ml)
・ すりおろししょうが 小さじ1
・ はちみつ 大さじ1
〈作り方〉
1. お水を沸騰させたら弱火にして、牛乳を加えます。
2. 1がフツフツと温まってきたらコップに注ぎます。
3. 2にすりおろししょうがとはちみつを加え、よく混ぜたら完成です。
牛乳は沸騰させてしまうと分離します。牛乳を入れる際は弱火にし、沸騰させないように調整しましょう。
また、レモンは牛乳を固めてしまいますので、加えないでください。
お水と牛乳の分量は目安です。好みに合わせて変えてみてください。
牛乳の味をしっかり感じたい人は、牛乳を多めにして作ってみましょう。
甘酒しょうが湯
甘酒は体を温める効果がありますので、しょうが湯と合わせることでさらに体を温めることができるでしょう。
また甘酒はとろっとしており、胃の中に溜まりやすいことから熱を保持できますので、体を温める効果が長続きすることも期待できます。
〈材料〉※1人分
・しょうが 2切れ
・市販の甘酒 190ml
〈作り方〉
1. しょうがは細かく刻みます。
2. 鍋で甘酒を温め、1を加えます。
3. よく混ぜてコップに移したらできあがりです。
甘酒は香りが強く食感があるため、しょうがを刻むことで、より食感がある一杯になります。
しょうがを刻むのが面倒であれば、すりおろししょうがを代用してもかまいません。
マーマレードジャムしょうが湯
マーマレードジャムをしょうが湯に加えることで、柑橘類の甘酸っぱさも楽しめます。
マーマレードジャムしょうが湯は、甘さをたっぷり感じながらしょうが湯で温まりたい人におすすめです。
〈材料〉※1人分
・ お水 コップ1杯分(150ml~200ml)
・ マーマレードジャム 大さじ1
・ すりおろししょうが 小さじ1
〈作り方〉
1. お水を沸騰させ、コップに注ぎます。
2. 1にマーマレードジャムとすりおろししょうがを加えます。
3. 2をよく混ぜたらできあがりです。
マーマレードジャムには砂糖が含まれていますので、はちみつを使わなくても、甘さを感じられます。
しょうが湯の飲みすぎには注意
ここまでしょうが湯で期待できる効果とレシピを紹介しましたが、しょうが湯の飲みすぎには注意が必要です。
しょうがには胃腸の消化・吸収をサポートする働きがありますが、しょうがを摂りすぎることで過剰に胃腸が動いてしまい、胃痛や下痢を引き起こすことがあります。
またどの食べ物や飲み物にもいえることですが、胃腸に負担をかけすぎると胸やけを誘発します。
しょうが湯は1日1杯程度にしましょう。
またしょうがには利尿作用がありますので、寝る前に飲むのは控えましょう。
浄水型ウォーターサーバーのハミングウォーターを使って、しょうが湯を作ろう
しょうが湯は体が温まる飲み物ですが、しょうが湯を作るときに毎回お水を沸かすのはとても面倒です。
そこでおすすめしたいのが、ハミングウォーターです。
ハミングウォーターがあれば、しょうが湯がすぐに作れます。コップにすりおろししょうがとはちみつを入れて、ワンプッシュで温水を注いで、あとは混ぜるだけで完成です。冷水と常温水が使えますので、お好みの温度に調整するのも、すぐにできるので便利です。
また、ハミングウォーターは業界トップクラスの浄水力で、水道水に含まれる不純物をしっかり除去してくれますので、安心安全でおいしいお水を使えます。
しょうが湯を簡単に作れるようになると、外出先から帰ってきた時や部屋で寒さを感じた時など、いち早く体を芯から温めることができます。
ハミングウォーターで作った、しょうが湯を飲んで、寒い季節もホカホカでお過ごしください。
〈参考サイト〉
胃腸と生姜の関係について|浦和消化器内視鏡クリニック
生姜パワーで寒い冬を乗り切ろう|神戸徳洲会病院
しょうがは身体を温める効果があるそうですが、どのような成分が働いているのですか。|農林水産省
生姜成分摂取による月経痛緩和効果|琉球大学学術リポジトリ
月経困難症|女性の健康推進室ヘルスケアラボ
「生姜湯(しょうが湯)」の効果・効能とは?作り方とアレンジ方法|桜江町桑茶生産組合
(上記すべて参照:2023-11-10)