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花粉症対策と水分補給|白湯を飲んで免疫力を高めよう

執筆者プロフィール

夫婦+猫1匹で暮らす「はな」。時短家電や便利グッズが大好き。猫デザインの用品に目がなく、買い過ぎないように注意している。「無理しないダイエット」を意識した生活を送っているところ。

くしゃみや鼻水、目のかゆみなど、花粉症の症状に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。辛い症状が少しでも和らいだら、体も気持ちも楽になりますよね。
この記事では花粉症の原因を解説し、簡単に取り入れられる花粉症対策についても詳しく紹介します。
花粉症に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

花粉症とは

花粉症とは、植物の花粉が原因で起こるアレルギーのことです。
症状はくしゃみや鼻水、目のかゆみが一般的には知られていますが、他には皮膚のかゆみや喉のかゆみ・痛み、咳、頭痛、発熱など、症状には個人差があります。

花粉症の原因となるのは、春・秋の植物

花粉症に悩む方の中には、「春にだけ、または秋にだけ症状が出る」という方もいれば、「春も秋も症状が出る」という方もいるのではないでしょうか。
春の花粉症の原因は、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカバなどの樹木の花粉です。
これらの花粉は風にのって遠くまで飛ぶため、樹木が少ない都心でも花粉症の症状が現れやすいです。スギ、ヒノキ、ハンノキは早くて1月から飛散がはじまるため、長い期間花粉症に悩む人もいます。
また、関東エリアの飛散のピークはスギは2月~4月、ヒノキは3月~4月ですので、この期間は重い症状に悩まされやすいです。

秋の花粉症の原因は、ブタクサやヨモギ、カナムグラなどの草の花粉です。
これらの植物は、道端や公園、河川敷などに生えています。これらの花粉の飛散のピークは、関東エリアですとブタクサは8月~12月、ヨモギは7月末~11月中旬、カナムグラは8月中旬から11月中旬です。

花粉症のメカニズム

花粉が鼻や目の粘膜に付着すると、アレルギー症状を起こす要因となるアレルゲンが溶けだします。
体内ではアレルゲンは異物と認識され、アレルゲンに対抗するための抗体をつくります。この抗体が粘膜の細胞に付着し、同じアレルゲンが体内に侵入した時に備えて攻撃する態勢を整えます。
抗体が攻撃する態勢を整えた段階では、花粉症にはなりません。抗体が蓄積されて一定の水準へ達した時に、アレルゲンを追い出そうとするため、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状が現れます。そのため、「急に花粉症になった」というケースがあるのです。
なお、花粉症を発症する抗体の水準には、個人差があります。

免疫力を高めることが花粉症対策につながる

花粉症を和らげる対策のひとつとして、「免疫力を高めること」があります。
免疫機能が正しく作用するひとつの要因として挙げられるのが、「腸内細菌のバランスがとれ、腸内環境が整っている」ことです。
腸内細菌とは、腸内にある細菌のことで、大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに分けられます。
善玉菌、悪玉菌、日和見菌の特徴は以下のとおりです。

・善玉菌:腸の動きを促して消化・吸収をサポート。免疫細胞を活性化。
・悪玉菌:増えすぎると腸内環境を悪化させ、有害物質をつくり出す。病気や老化の原因に。ビタミン合成の役割もある。
・日和見菌:善玉菌と悪玉菌の優勢な方に加わる。

腸内細菌の理想的なバランスは、善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割といわれています。
しかし、便秘や食生活の乱れによって細菌バランスがくずれると、悪玉菌が優勢となります。そうすると、日和見菌も悪玉菌に加勢し、腸内環境がさらに悪化するため、免疫機能が低下します。

腸内環境を整えるためには適切な水分補給も大切です。水分補給することで便が柔らかくなり、お通じが良くなります。その結果、腸内環境が整い免疫力のアップにつながります。

日常生活でできる花粉症対策

ここでは、簡単にできる花粉症対策を紹介します。

整腸作用のある食品を摂る

腸内細菌を整えられる整腸作用のある食品を摂ると、花粉症対策になります。
整腸作用のある食品は、ヨーグルト、わかめ・寒天などの海藻類、納豆、発酵食品であるキムチなどが挙げられます。
また、栄養バランスのとれた食事も整腸作用があり、免疫力アップにつながります。

質のよい睡眠をとる

睡眠の質が下がると免疫力が弱まる可能性がありますので、質のよい睡眠をとることも花粉症対策のひとつといえます。
質のよい睡眠をとる方法は、十分な睡眠時間を確保する、寝る前から照明を暗くするといったことが挙げられます。

花粉を体内に取り込まない

マスクや花粉症専用メガネなどを用いて、花粉を体内に取り込まないことも大切です。
鼻や目、喉へのアレルゲンの付着を軽減できるので、症状が抑えられます。
また、外から帰ってきたら手洗い、うがい、洗顔をすることも、花粉を体内に取り込まない対策になります。

花粉を室内に持ち込まない

家の中に花粉を持ち込まないよう意識してください。室内に入る際、衣類についた花粉を粘着テープなどを使って、取り除くようにしましょう。
また、洗濯物や布団の外干しを控えることも効果的です。

こまめに掃除する

家の中をこまめに掃除することで、花粉が取り除けます。
特に、人の出入りが多い場所や衣類を脱ぎ着する場所には、花粉がたまりやすい傾向があります。
また、フローリングの掃除は花粉が舞い上がらないように、拭き取り掃除をしましょう。

空気清浄機を使う

空気清浄機は室内の花粉を吸い込んでくれるので、花粉症対策になります。
また、加湿機能がある空気清浄機ですと、さらに花粉症対策に役立ちます。空気が乾燥をしていると、のどや鼻などの粘膜のバリア機能が低下したり、花粉が飛散しやすくなるため、加湿機能で乾燥を防ぐと良いといわれています。

白湯を生活に取り入れる

白湯で水分補給をすると、体温が上がるため免疫力アップにつながるといわれています。
白湯を飲むタイミングは、起床時と寝る前がおすすめです。
起床時に白湯を飲むと、夜間冷えた胃腸を温められ、朝食の消化を助ける働きがあります。
また、寝る前に白湯を飲むと体が温まり、心理的なストレスを軽減しリラックスできます。リラックスした状態は、便秘の改善にもつながるといわれています。

白湯をつくる方法は、水道水をやかんや鍋で沸騰させてから、50℃くらいの飲める温度に冷まします。
沸騰状態を10分以上続けることで、トリハロメタンを除去できますので、沸騰してすぐに火を止めないことがポイントです。
とはいえ、やかんや鍋を火にかけ、沸騰してから10分以上も待つのはとても時間がかかります。また、煮沸が終わってからも、適温になるまで冷ます時間も必要です。

花粉症対策につながる水分補給はハミングウォーターで

花粉症は植物の花粉が原因で起こるアレルギーで、とても多くの方がその症状に悩んでいらっしゃいます。
症状を和らげるには免疫機能を整えること、花粉を体内に取り込まないこと、室内に入れない・取り除く生活を意識することが大切です。

記事の中で紹介した花粉症対策のひとつである「白湯を飲むこと」を取り入れる際、浄水型ウォーターサーバーのハミングウォーターが役立ちます。
冷水と温水、常温水がボタンひとつで出ますので、10分以上沸騰させる手間がかからず、すぐに白湯がつくれます。

毎日の生活にハミングウォーターでつくった白湯を取り入れ、手軽に花粉症対策を行ってみてはいかがでしょうか。

〈参考サイト〉
【2024年最新】花粉症かな?と思った方へ〜症状・時期・対策・薬を解説〜|久光製薬株式会社
花粉症の時期、いつからいつまで?地域別花粉カレンダー|大正製薬グループ
免疫力を高めるには、「自律神経」と「腸内環境」を整えよう|大正製薬グループ
花粉症の基礎知識|ドクターズ・ファイル
便秘解消に白湯が効果的? 赤ちゃんへの効果も紹介|健栄製薬
腸内環境を整える方法とは?おすすめの食べ物や効果について徹底解説!|クラシエ
免疫力アップの鍵は体温を上げること!体温を保つ方法を解説|福岡天神内視鏡クリニック
(上記すべて参照:2024-3-7)

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