寝る前に白湯を飲むとどうなる?期待できる効果と注意点

執筆者プロフィール
夫婦+猫1匹で暮らす「はな」。時短家電や便利グッズが大好き。猫デザインの用品に目がなく、買い過ぎないように注意している。「無理しないダイエット」を意識した生活を送っているところ。

寝る前に白湯を飲むことが、体に良いと聞いたことがある方は多いかもしれません。
また、聞いたことがあっても「寝る前に白湯を飲むことが、なぜいいのか」「注意することはあるのか」など、わからないことは多いのではないでしょうか。

この記事では、寝る前に白湯を飲むことで期待できる効果と、白湯を飲むときの注意点を紹介します。
あわせて寝る前以外にも飲むことで得られる白湯のうれしい効果と、白湯のつくり方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

寝る前に白湯を飲むことで期待できる効果

寝る前に白湯を飲むと睡眠の質が高まり、おなかにもやさしく、うれしい効果がたくさんあるといわれています。
ここからは、寝る前に白湯を飲むことで期待できる効果を詳しく紹介します。

寝つきがよくなる

寝る前に白湯を飲むと、寝つきがよくなるといわれています。
人の体は、活動する日中は脳の温度を高く保ち、休息する夜間は体から熱を逃がして脳を冷やすという1日の体温のリズムがあります。脳の温度の上下に伴って、体温も上下します。
寝る前に白湯を飲むと一時的に脳の温度が上がり、その後は脳の温度が下がりやすくなるため、睡眠に適した状態になります。
同じような理由で、眠る前の入浴も体温が変化することで、眠りにつきやすくなるといわれています。

睡眠中に目が覚めづらい

寝る前に冷たいお水を飲むと、おなかが冷えてトイレが近くなることがあります。
またおなかが冷えると全身の冷えに繋がりますので、必要以上に体温が下がってしまうと眠りにつきづらくなります。
冷たいお水と熱すぎるお湯は、交感神経が刺激されますので、目が覚めやすくなるといわれています。交感神経は活動する日中に優位になる自律神経で、休息する夜間は副交感神経が優位になります。
そのため、寝る前に白湯を飲むと、交感神経を刺激しないため、よい睡眠を妨げることが少ないと考えられています。

血のめぐりがよくなる

寝る前の白湯は、体内の血のめぐりがよくなる効果も期待できます。
睡眠中も汗をかきます。眠っているときは水分補給ができず、汗をかいた分、体内の水分は徐々に失われていき、脱水傾向になります。
すると血のめぐりが滞ってしまい、体は血のめぐりをよくしようと交感神経が活発になります。
その結果、熟睡感が得られず、体の疲れが取れていない可能性があります。
寝る前に白湯を飲むと、血のめぐりが滞ることで起こる脱水や「眠ったはずなのに疲れが取れていない」という状態の改善につながることがあります。

寝る前の水分補給の注意点

寝る前に白湯を飲むとうれしい効果が期待できますが、注意する点があります。「寝る前に白湯」の習慣を取り入れる前に、チェックしておきましょう。

寝る直前はNG

寝る前に白湯を飲むと良いのですが、寝る直前に白湯を飲むことは控えましょう。
寝る直前に白湯を飲むと、夜間トイレに起きる要因となってしまいます。少なくともベッドに入る30分前までには、白湯を飲むようにしましょう。
また白湯の飲み過ぎも、夜間トイレに行きたくなります。一度に体が吸収できるお水の量は200ml~250mlといわれており、それ以上の水分は尿となって排出されるためトイレが近くなります。
一度に飲む白湯の量は、コップ1杯(200ml程度)を目安にしてください。

寝る前のコーヒーやアルコールはNG

寝る前に白湯を飲むのは良いのですが、水分だからといって、コーヒーやアルコールは眠りを妨げになることが考えられますので控えるようにしましょう。
コーヒーはカフェインが含まれています。カフェインには覚醒作用と利尿作用がありますので、目が覚めてしまい、眠りにつきづらくなります。
カフェインが含まれている飲み物はコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶、清涼飲料水にも含まれていることがありますので、寝る前の飲み物には気をつけましょう。
また、アルコールにも利尿作用があり、それに加えてアルコールを分解するために、体内の多くの水分を使います。
その結果、水分不足になってしまい、脱水を引き起こすこともあります。
よい眠りにつくためには、寝る前のコーヒーやアルコールは控え、白湯を飲むようにしましょう。

寝る前以外でも!白湯のうれしい効果

寝る前以外にも白湯を飲むことで期待できる効果があります。
ここでは白湯を飲むことで期待できる効果を紹介します。

体の冷えの改善

白湯を飲むことで、体の冷えの改善が期待できます。飲み物は直接体内に入りますので、飲み物の温度は体に影響を与えやすいです。
白湯を飲むと胃腸が温まって体内で熱がつくられますので、体が温まる効果が期待できます。

ダイエット効果

白湯はダイエットにつながることからも、注目されています。
白湯を飲むことで、胃腸などの内臓の温度が1℃上がります。温度が上がると基礎代謝もアップし、脂肪が燃焼されやすくなることから、ダイエット効果が期待できるといわれています。
なお脂肪を燃焼するためには運動は不可欠です。白湯は「ダイエットをサポートするもの」ととらえておきましょう。

デトックス効果

白湯は体内の老廃物や毒素を排出する、デトックス効果も期待できます。
冷たい飲み物ばかり飲んでいると、冷えの要因となって上手く老廃物が排出されず、体に溜まりやすくなることがあります。
白湯をこまめに飲むと代謝と血のめぐりがよくなるため、老廃物や毒素を排出しやすくなる体づくりのサポートになります。

美肌へ導く

白湯を飲むと代謝がアップするため、肌のターンオーバーを整えて美肌に導く効果が期待できます。
ターンオーバーとは新しい皮膚が生まれ、古い皮膚が剥がれ落ちるサイクルのことで、年齢を重ねると徐々にこのサイクルが遅くなります。この肌サイクルが乱れると肌トラブルの要因となります。
白湯を飲むことで血のめぐりがよくなり、血液の栄養が肌にも行き届きやすくなりますので、美肌につながるといえます。

お通じがスムーズになる

白湯を飲むことによって、お通じがスムーズになる可能性があります。
便秘の要因には、お通じの水分不足や腸自体の水分不足があります。白湯を飲むことでこれらの水分不足の解消が期待できます。
また水分を摂ることで胃腸が刺激されて動きが活発になることも、お通じがスムーズになる理由のひとつです。
なお水分を補うだけであればお水でもよいのですが、白湯は胃腸が温まり血のめぐりがよくなりますので、便秘の方はお水ではなく白湯を意識して飲むことがおすすめです。

白湯のつくり方

白湯のつくり方は、ケトルややかんでお水を沸騰させる方法、レンジでチンする方法もあります。
ケトルややかんとレンジでの作り方を紹介します。

ケトルややかんでつくる白湯

やかんでお水を沸騰させる白湯は、以前から行われてきた一般的な白湯をつくる方法です。お水を沸騰させることで、水道水に含まれる不純物を除去した白湯がつくれます(10分以上の煮沸が必要)。
ケトルの場合は沸騰時間が短いため、不純物を除去できないことを念頭においておきましょう。

<ケトルややかんでつくる白湯>
1. ケトルまたはやかんに飲む量のお水を入れます。
2. ケトルですとセットし、やかんの場合は火にかけて沸騰させます。
3. 沸騰させたお湯をコップに移し、飲めるくらいの温度になるまで冷まします。

レンジでつくる白湯

レンジでつくる白湯は一度沸騰させるわけではありませんので、不純物は除去できませんが、白湯と同じ温度(50℃くらい)の飲み物がつくれます。
お水を沸騰させなくても、温度が同じであれば、白湯の効果と同じ効果が期待できます。

<レンジでつくる白湯>
1. 耐熱性のコップにお水を入れます。
2. 500Wのレンジで2分温めます。(600Wの場合は1分30秒)

白湯をもっと手軽に!浄水型ウォーターサーバーのハミングウォーターがおすすめ

この記事では、寝る前に白湯を飲む効果と、寝る前以外にも白湯を飲むことで期待できる効果を紹介しました。
しかし、白湯をつくるには手間がかかりますので、面倒に感じるのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、浄水型ウォーターサーバーのハミングウォーターです。
ハミングウォーターは水道水を注ぐだけで、水道水の不純物をしっかり除去してくれます。業界トップクラスの除去項目数なので、安心安全なお水を飲むことができます。
また、冷水・常温水・温水がボタンひとつで注げますので、煮沸する手間がなく、寝る前はもちろん、起床時や飲みたいときにいつでもすぐに白湯を飲むことができます。

ぜひ、ハミングウォーターを利用して、寝る前や日常的に白湯を飲む習慣にしてみてはいかがでしょうか。

〈参考サイト〉
眠りのメカニズム|厚生労働省
快眠と生活習慣|厚生労働省
寝つきも寝起きもスムーズに?睡眠専門医が教える「白湯」の真実|ふとん・寝具の西川
水分補給のポイント|入江病院
白湯を飲んで健康になろう!|医療法人高生会
便秘解消に白湯が効果的? 赤ちゃんへの効果も紹介|健栄製薬
(上記すべて参照:2023-11-30)

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