水道水との付き合い方、教えます。

水道水は健康に影響を及ぼすの!?含まれる成分って?

執筆者プロフィール

フリーランスのライター、編集者。奥さんと小学4年生、小学1年生の子供と4人暮らし。40歳を機に、心身ともに健やかで居続けることを意識しスポーツジムに通う。お水は常にマイボトルで持ち歩き、こまめな水分補給を心掛けている。

水道水が健康に影響を及ぼすことはあるの?

多くの方が、毎日の生活で水道水を使用していると思います。お料理や飲み水として、手洗い・うがい、お風呂もそうですね。ありとあらゆるシーンで水道水と関わりを持っています。

結果から言ってしまうと、「日本の水道水は、そのままの状態で飲料水としても使用できる世界でも有数の水」であり、世界トップクラスの水道水です。基本的に大きな健康被害はないと言っても過言ではありません。

しかし、“水道水に健康被害を及ぼす可能性があるかもしれない”とよく耳にするので、一体どういう成分が水道水に含まれているのかを少し調べてみました。

水道水に含まれるミネラル成分

水道水に含まれる成分には、身体に必要なミネラル成分である「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウム」などが多く含まれていて、 国や地域によって含有量も違い、それによって味も異なるようです。

ミネラル成分は人間の身体に必要不可欠な5大栄養素の一つで、各成分の特長や働きは下記が挙げられます。

  • ナトリウム:体液浸透圧の維持による、体内の水分調整をサポート
  • カルシウム:骨や歯を形成し、血液の凝固による出血予防や、心臓の動きをサポート
  • マグネシウム:頭骨や骨格を形成し、体内の様々な代謝をサポート
  • カリウム:体内の水分を調整。神経の興奮性や筋肉の収縮をサポート

これらのミネラル成分の通常摂取で健康被害がある事は考えにくいですが、過剰な摂取や不足が健康被害につながる可能性はあると思いますので、常日頃から適量のお水を飲んだり、バランスの良い食生活を心掛け、健康な身体を維持していきたいですね。

健康に影響を及ぼすかもしれない成分とは

前の章とは逆に、水道水に含まれる健康被害の可能性があるかもしれない成分についても述べたいと思います。特に気になる成分としては「塩素、総トリハロメタン、鉛、鉄錆(鉄)」などが上げられます。気になる事柄を下記に並べました。

  • 塩素:独特の臭いや、苦みを感じることがあり、肌や髪を痛める可能性もある
  • 総トリハロメタン:発がん性を否めない
  • 鉛:長期的に多量摂取すると、視覚、聴覚、動作能力に影響が出る可能性がある
  • 鉄錆:過剰摂取すると、肝臓機能の低下を招く可能性がある

日本の水道水の基準では「51項目の水質基準」や「27項目の水質管理目標設定項目」があり、水道水として使用するにはそれぞれの基準をクリアする必要があります。 もちろん「塩素、総トリハロメタン、鉛、鉄錆(鉄)」の含有量もチェック項目にあります。それでも水道水や飲み水に対して意識の高い方は、特に残留塩素を気にされるのではないでしょうか。

残留塩素は、健康に影響があるの?

塩素と聞くと良くないイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、水道水に含まれる病原菌等を消毒してくれる必要不可欠なものでもあります。 お水に含まれる塩素は「ミネラル」としての役割を持つ側面もあり、胃酸の成分になったり、肝臓の働きをサポートの役割も担うようです。

ただ、残留塩素が原因で「味が変わる、臭いがする、苦みがある」と感じる方がいらっしゃるのも事実です。

この残留塩素、一体どれほどであれば口にしても健康被害がないのでしょうか。

WHO(世界保健機関)による「飲料水水質ガイドライン」での塩素のガイドライン値は「5mg/L以下」と表示されており、クリアしていれば飲料水として生涯にわたって使用しても健康被害がないとされています。日本の水道法によって定められた「51項目の水質基準」のよる残留塩素の目標値では「1mg/L以下」とされているため、日常生活で使用する分には健康被害に大きく影響することはなさそうです。

ちなみに以前の記事で、検査キットを用いた残留塩素の調査を行った時は以下の結果でした。

  • 水道水:約0.3ppm
  • ハミングウォーターの浄水:0.1ppm以下

気になる方はこちらの記事で残留塩素を調査した際の結果写真をご覧ください。 「日本の水道水って飲めるから安心!?残留塩素を調査

※上記の記事で使用した水質検査用キットの中では、残留塩素の単位「ppm」というものが使用されていましたが、このppmというのは「parts per million」の略。文字通り百万分の一の濃度を表すため「1mg/L」と同一と考えてよさそうです。

ご家庭でスグにできる、簡単なカルキ抜き

最後に残留塩素による独特な臭いや苦みが気になる際の対策として、簡単なカルキ抜きの方法を一つご紹介します。

そのカルキ抜きの方法とは、 「レモン汁を数滴お水にいれる」です。ご存知の方も多いかもしれません。
下のイメージ写真のように、レモンをスライスして果肉や果汁を水に入れるのもいいですし、リキッドレモンを入れても効果てき面です。 ほんのり爽やかなレモンの香りもして、手軽にできるのでおすすめです。

レモンを使用したカルキ抜き以外にも様々なカルキ抜きの方法があり、今後の記事でも「カルキ臭やカルキ抜きの方法」について書こうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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