浄水器と比べてみよう!

浄水器の役割とは?

更新日 : 2021.06.15

執筆者プロフィール

はじめての育児をスタートさせたばかりのライターの「なぎさ」。家のインテリアは夫のこだわりに従って、余計なものは買わないようにいつも注意している。「時短」や「手抜き」という言葉が大好き。赤ちゃん中心の生活にも少し慣れてきたところ。

浄水器は水道水の安全性を高める機能がある

浄水器には、残留塩素やその他の不純物を減少・除去し、水道水の安全性を高める効果が期待できます。水道水は塩素によって殺菌され、各家庭に配給されていますので、塩素は水質を保つために必要なものですが、水道水に含まれる有害物質と反応して発がん性物質であるトリハロメタンを発生させてしまいます。微量なので健康上の問題はないと言われていますが、より安全な水を飲みたいという方には、トリハロメタンも減少・除去できる浄水器は、生活に欠かすことができない機器ではないでしょうか?

また、水道水が各家庭に届くまでに、古くなった配管のサビなどの不純物や有害物質が混入する可能性がありますが、浄水器があれば、水道水に混入した不純物や有害物質を減少・除去できます。そして、多くの方が期待する効果としては、浄水器には水道水の気になる臭いを除去するというものもあります。

ほかにも、野菜を洗うときに浄水器を用いて水道水の塩素を除去した水を使用すると、ビタミンなどの栄養素が減るのを防げるとも言われています。 次は浄水機能を持つハミングウォーターがどのように水をきれいにするのかを述べていきます。

ハミングウォーターのメカニズム

浄水器と言っても、メーカーによって浄水機能には差があります。ここでは浄水型ウォーターサーバーハミングウォーターの浄水機能について、まとめていきます。
ハミングウォーターは2段階式浄水フィルターで、水道水に含まれる不純物をしっかり除去します。

タンクに注いだ水道水は、まず1つ目の高密度圧縮活性炭のマイクロフィルターを通り、2つ目の限外ろ過中空糸膜のウルトラフィルターを通ります。この2つの浄水フィルターが高い浄水能力を発揮してくれます。

■高密度圧縮活性炭のマイクロフィルター…カルキ臭やトリハロメタン、農薬の成分などを除去します。

■限外ろ過中空糸膜のウルトラフィルター…無数の細かい孔によってろ過するフィルターです。高密度圧縮活性炭のマイクロフィルターと組み合わせることで、幅広い除去物質に対応することができます。

除去対象となっている物質を以下にまとめました。

【おいしさ項目】
●遊離残留塩素(カルキ)
浄水過程で消毒用に使用される塩素です。

●2-MIB(カビ臭)
湖沼、貯水池などでは、水温が上昇してくると、植物プランクトンの藍藻(ランソウ)類や放線菌等の微生物が盛んに繁殖し、水にカビや墨汁のような臭いを発生させることがあります。このにおいの原因となる物質には、2-MIB(2-メチルイソボルネオール)、ジェオスミンがあります。

【安心項目】
●濁り

水中に分散している微細な粒子など水の透明さを妨げる物質のことです。

●クロロホルム
浄水過程で、水中の有機物質と遊離塩素が反応して生成されるトリハロメタンの成分のひとつです。

●ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム
浄水過程において、水中の有機物質と遊離塩素が反応し、生成されるトリハロメタンの成分のひとつです。

●テトラクロロエチレン
ドライクリーニング洗浄剤、金属洗浄用溶剤等に使用される揮発性有機塩素化合物のことです。

●トリクロロエチレン
金属洗浄用の溶剤のほか、生ゴム、染料の溶剤などに使われています。

●1,1,1-トリクロロエタン
有機塩素化合物の1種で、甘い臭いを持つ無色透明の液体です。主な用途としては金属洗浄剤、ドライクリーニング用溶剤などがあります。廃液などによる地下水汚染が懸念されています。

●総トリハロメタン
クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類のトリハロメタンの総称です。水道原水の有機化合物と浄水場処理過程で使用する消毒用の塩素が反応してできる物質です。

●CAT(農薬)
除草剤として使用されるシマジン系農薬のことです。

メンテナンスは6ヶ月に1回だけ

浄水器を効果的に使用するには、カートリッジの定期的な交換が重要です。浄水器のろ過機能であるフィルター(カートリッジ)には、使い続けることで不純物が蓄積していきます。不純物の蓄積したフィルターを使い続けていると、目詰まりが起きて水が流れにくくなったり、しっかりと浄化されなくなったりする可能性がありますので、フィルター交換は決まった間隔で行うようにしましょう。浄水器の商品によっては、フィルター交換のサインをランプで知らせてくれるものなどがありますが、ランプが点滅していても、使えてしまうので、「もう少しフィルターを交換しなくてもいいかな」と交換をさぼってしまうこともあります。その点、ハミングウォーターは6ヶ月に1回、2種類のフィルターが届く仕組みになっています。フィルターが届けば交換するタイミングのお知らせです。これですと交換作業を忘れることはありません。ハミングウォーターのメンテナンスはこれだけで終わりです。

ウォーターサーバー内部もクリーン

ハミングウォーターのメンテナンスはフィルター交換だけといいましたが、ウォーターサーバーで水道水をきれいにしているのに、ウォーターサーバー自体が衛生面で安心できるのかも気になる点ですよね。

ハミングウォーターはUV(紫外線)殺菌機能を搭載しているので、温水タンクも冷水タンクもそれぞれ熱と冷却で常にクリーンな状態を保てるようになっているので、手間のかかる内部の掃除も必要なく、いつもきれいな状態が続きます。

浄水器で安心&おいしい水を

日本の水道水は飲んでも問題がありませんが、より安心して、臭いも気にせずに水を飲むためには、浄水機能が役に立ちます。
ぜひ浄水型ウォーターサーバーハミングウォーターを使って、おいしい水との生活をお送りください。

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