ハミングウォーターのフィルターがさらにパワーアップ!

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執筆者プロフィール
はじめての育児をスタートさせたばかりのライターの「なぎさ」。家のインテリアは夫のこだわりに従って、余計なものは買わないようにいつも注意している。「時短」や「手抜き」という言葉が大好き。赤ちゃん中心の生活にも少し慣れてきたところ。

より安全なお水のために

ハミングウォーターが新しくなったことをご存知でしょうか?
ハミングウォーターはトップレベルの除去物質数を誇ります。2022年夏から、除去できるようになった物質が増えました。追加で除去できるようになった物質について、それぞれどのようなものかご説明させていただきます。
浄水器はたくさんの製品があり、どれにすれば良いか、何を基準にして選べば良いか困っておられるなら、除去物質(項目)を比較対象のひとつとしてご覧になられても良いかと思います。

新たに増えた除去物質(項目)

◎有機フッ素化合物
有機フッ素化合物は、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。近年、有害性や蓄積性などが明らかになってきたため、製造、使用等が制限されています。また、水質基準項目にある「フッ素及びその化合物」と「有機フッ素化合物」は異なります。「フッ素及びその化合物」はフッ素とナトリウムなどの無機物が結合した物質であり、「有機フッ素化合物」はフッ素と炭素(有機物)が結合したものです。

◎アルミニウム
水道水は河川や地下水を採取して各家庭等へ供給されていますが、原水の濁りを取り除くために硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウムを凝集剤(水処理剤)として使用します。凝集剤の大部分は濁りとともに沈降、ろ過により除かれ、浄化後のお水にわずかのアルミニウムが残ります。
アルミニウムはおいしいお水の供給を目指して決められた快適水質項目※1として、0.2mg/L以下としています。飲料水中のアルミニウム濃度についてはこのように決められていますが、いずれも水道水の味と外観に関する値であり、健康に関するリスク基準として定められたものではありません。

※1 快適水質項目とは、水質基準を補完する項目であり、国民のニーズの高度化に積極的に応えられるよう、おいしいお水など、より質の高い水道水を供給するための目標を定めた項目です。

◎四塩化炭素
四塩化炭素は、フロンガスの原料やスプレー等の噴射剤、金属の洗浄剤として使われており、石油などから人工的に作られた有機化学物質で、発がん性が疑われている物質です。工場排水の地下浸透により、地下水を汚染することがあります。

◎鉄(微粒子状)
岩石や土壌が由来するものや鉄管から溶出したものがあります。水道水の不快な臭味や着色、混濁し赤水となり、味を損ないます。

◎細菌(一般細菌)
水の一般的清浄度を示す指標であり、平常時は水道水中には極めて少ないですが、これが著しく増加した場合には病原生物に汚染されている疑いがあります。

※上記5項目すべて、総ろ過水量1,800L除去率80%(自社試験による)

浄水性能をバージョンアップし続けるハミングウォーター

今回のバージョンアップ以前(2021年)にも、下記の除去物質が増えました。今一度、その項目をピックアップしておきます。

●溶解性鉛
古くから使用されている水道用鉛管から溶け出す鉛で、体内に入ると排出が難しい成分と言われています。しかし、水道用配管は順番に撤去され、基本的に建物の多くはステンレス製の配管が使用されていますので、とても古いうえ、配管工事がずっとされていない建物でない限り、必要以上に心配しなくても良いと言われています。流行のリノベーション物件などにお住まいでしたら、除去できると安心かもしれません。

●シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン
プラスチックの原料として使われている有機化学物質です。地下水汚染3物質が分解した物質のひとつで、地下水で多くの検出事例があります。川などでは、すぐ蒸発してしまうためほとんど汚染されていません。発がん性の可能性は低いのですが、比較的毒性が高く、高濃度ですと麻酔作用があります。水質基準値は、発がん性を考慮して設定されている物質です。

●ベンゼン
合成ゴムや合成繊維の原料として使われている有機化学物質です。ベンゼンを取り扱う工場などから漏えいしたものが地下に浸透し、地下水を汚染したものと考えられています。また、ガソリンの燃焼でも発生します。ベンゼンは高い発がん性があります。こちらも水質基準値は、発がん性を考慮して設定されています。

●陰イオン界面活性剤
合成洗剤の主要な成分で、水道水にある程度含まれると使用時に泡が発生するようになります。水質基準値は、泡が発生しない量として設定されています。

●フェノール類
消毒剤や防腐剤、合成樹脂原料として使われています。多量に摂取すると消化器系粘膜の炎症、嘔吐などが主な症状です。発がん性のある可能性が高い物質です。塩素と反応するとクロロフェノールが生成し強い刺激臭がします。水質基準値は、塩素と反応してにおいが発生しない量として設定されています。

●ジェオスミン
カビ臭物質のひとつです。水質基準値は、一般の人がカビ臭を感じない量として設定されています。

●鉄(溶解性)
人間にとって必須な元素で、成人で約4.5gを体内に保有しており、1日必要摂取量は約10mgです。水道水に多量に含まれると茶褐色になります。水道水中の鉄は、ほとんどが水道管から溶け出したもので、しばらく使わなかった場合、お水が茶褐色に濁ったりすることがあります。水質基準値は、水道水が茶褐色にならない量として設定されています。

●水銀
自然水中ではまれに水銀鉱床等の地帯を流れる河川に由来するほか、工場排水、農薬、下水などから混入することがあります。有機水銀と無機水銀があり、有機水銀のほうが毒性が強く、人体に蓄積し、中枢神経への強い刺激を与え、過去には水俣病の原因となりました。

●カドミウム
極微量ですが自然界に広く分布しているほか、鉱山排水や工場排水から混入することがあります。毒性は蓄積型の有害物質であり、摂取し続けることにより腎機能障害や骨障害を引き起こします。過去にはイタイイタイ病の原因になりました。

ハミングウォーターはトップクラスの性能を常に維持

ハミングウォーターの高い性能と安全性がおわかりいただけたかと思います。ハミングウォーターは2段階式浄水フィルターで、水道水に含まれる不純物を除去できるウォーターサーバーです。浄水器だったら、どれも同じ!と言うことではなく、製品ごとに除去物質が異なりますので、チェックされても良いかと思います。

ぜひ、いつでもトップクラスの性能でバージョンアップし続けるハミングウォーターをお選びください。

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